ゆうべも見たのだ
見た。
しあわせな夢。
見たはず。
内容を覚えておらず
ぼんわりとした感触でしかない。
手に届きそうで届かないような、羽衣のような記憶。
けれど希望に満ち満ちた夢。
同じものではないが、しょっちゅう見ているしあわせな夢。
ああ、現実で起こればどんなにかそれこそ【夢心地】であろうな。
しかしである。
現実はである。
まあまあ不安材料を抱えている。
ひとつばかり不安なことがある。
不安を通り越しまわりまわって現実逃避の【よい夢】なのだろうか?
わたしはどんだけ神経図太いのか、
それともその不安なぞは関係なく、
ただの【よい夢】なのか。
その結果はそれほど遠くなく、わかる。


人は自分のずるさをわかっている生き物
ずるさの無い人は、いるだろう
ずるさを持っている人は自分のずるさをわかっている
わかりながらのほほんとしている
痛みを抱えているのにどうすることもしないなんて
ほんとうにずるい。

わたしは良い夢を見る資格は無い。
そうしてももし良い夢をまた見てしまったらわたしはさらに悩むことだろう。

それにしてもおなかが空いた・・・
悪食をしてから寝るかな。

懺悔。