「目指す者 その存在が 糧になる」
フィギュアスケートのメダリストである宇野昌磨くんが現役引退を発表しました。
引退を決意するきっかけとなった理由のひとつに、ライバルであった存在2人が退いたためとのこと。
ライバル2人とは常に背中を追いかけてきた羽生結弦プロと、金メダリストのネーサン・チェン(米国)。
この気持ち、すごく分かる気がしました。
人はトップを目指そうとする時、ライバルがいると燃えます。
何としても、ライバルに勝つ❗️と闘志を燃やすことで、自分を鼓舞し、並ならぬ努力も可能にします。
しかし、背中を追いかける相手がいなくなると、自分自身がライバルになり、自分に打ち勝たなければなりません。
例えば、短距離走で、自分の少し前を走る人がいると、追いつこうと必死になりますが、自分が一番先頭を走っていると、油断して抜かれてしまうことがあります。
共に戦う相手がいるというのは、励みになり、より向上心も湧いてくると思います。
自分がトップに立つと、抜かれないように、更なるステップアップを目指すことになりますが、これはなかなか孤独な作業でもあります。
誰かの背中を追いかけている方が、頑張れる時もあるのだと思います。
ライバルとは、共に成長し合える良き関係です。
決して、足を引っ張り合うのではなく、共に戦う、まさに戦友と言える相手がいることは素晴らしいです。
切磋琢磨できるライバルの存在を大事にしたいですね❣️