みなさん、こんにちはイルカ

暑くなってきましたねタコ

そろそろ新潟も梅雨明けかしら?

今日はちょっとシリアスなお話ですキョロキョロ

茶歴が30年近くの生徒のY さん。

そろそろ助教授の資格をとったらどうですか?と聞いたら
「私は茶席をかける道具がないから資格はもらえない」というのですガーン
実際、お茶を習いたいという人もいるのに
お断りしたそうですショボーン

茶席をもつ予定の人にお家元様の軸や箱書きの道具を持っていないなら買うように、お道具屋さんに勧められたり、まわりにもそういわれたという話を聞きますびっくり

もちろん裏千家はお家元制度のもとに同門は研鑽を積んでいますグー

私も大宗匠様、お家元様大好きで尊敬していますお願い

でも、全ての人がお家元様の軸や茶杓を買えるわけではないと思いますショボーン

もちろん、お持ちのかたは大歓迎拍手

茶会で使って多くの方に見せて下さいキラキラ


ただ、ない人に買えと言うのはどうでしょうか?キョロキョロ

また、箱書きや花押にこだわるのは如何なものか?ショボーン

今、大先生と言われている方々は社長夫人だったり旧家のお嬢様だった方もいます。

でも、今、私のまわりを見ると殆ど勤め人です。

また、この老後の保証のない中、老後の蓄えだってしたいキョロキョロ

バブルの頃と違って百万円の買い物はやすやすできない人もいるのです。

男子の会の呈茶席に行くと
季節の取り合わせや趣向で楽しませてくれますキラキラ

箱書きがずらっと並ぶとかお家元の軸が掛けられるわけではありませんが人気がありファン、リピーターはたくさんいますラブ

私たち茶道家は箱書きに頼らずとも
お客様に喜んでもらったり楽しんで頂く努力と勉強を重ねグー

お客様もお家元様のお軸や箱書きがなければ楽しめないのではなく、亭主の気持ちに寄り添い耳を傾け季節のお道具や地元の作家さんの作品を純粋に楽しんではいかがでしょうか?ウインク

誤解しないで下さいね上差し
お家元様の軸や箱書きを求めなくていい、と言っているのではなく
自分に無理のない道具で茶会をしても良いのではありませんか?と申し上げているのです。

私たちは沢山の人に茶席を持つ楽しさを感じて欲しいのです。

令和
新しい時代の幕開けですキラキラ

今の時代にあったお茶を模索していきたいと思いますキラキラ