平成29年1月30日、政府広報オンラインの「暮らしに役立つ情報」で成年後見制度が紹介されました。
高齢や病気などのため判断能力に不安が。そんな方を守るため、「成年後見制度」があります。
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201701/3.html
成年後見制度について一般の方向けにわかりやすくまとめられています。
内容は、次の4点です。
- 成年後見制度とは?
- 成年後見制度を利用するには?
- どのような人が後見人等に選ばれるの?
- どんな事例があるの?
「4.どんな事例があるの?」では、成年後見制度の利用の事例として、①悪質商法の被害防止(補助)、②不動産売却(保佐)、③相続放棄(後見)の3つの事例が紹介されています。
相続放棄の事例では、成年後見人には妻と司法書士が選任され、妻が本人の入院契約の更新などを行い、司法書士が相続放棄の手続や本人の財産管理を行う複数後見の事例が紹介されています。
司法書士が成年後見制度の担い手として認知されているのを感じて嬉しく思いました。
この「暮らしに役立つ情報」の記事は、地方自治体等の広報活動や学校・公民館・町内会・自治会等の地域における啓発活動、団体・企業等の社内報への利用など、非営利目的の媒体・活動での啓発活動に二次利用することができるそうです。
とてもわかりやすくまとまっているので、私も機会があれば利用したいと思います。
(東京ジェイ法律事務所 司法書士 野村真美)
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