『今を生きる』 | 一寸笑閑話

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日常のなかの、考えや、思いつきを書き散らしています。

私の好きな映画のタイトルから、とりました。

しばらくぶりの更新、私なりに いろいろ考えた時間でした。

私の 3人の子どもたちのうち、上の娘は、今春に受験し、私立中学に進学しました。
去年は、受験一色のブログだったなぁ、と 改めて見直して、苦笑…(^-^;

今年は なんにしようかと、けっこう悩みました。

おかげさまで、スマホの操作は、ほぼ慣れましたが、やっぱり 私は “ポチッ” と押す感覚のある、ボタン式が好き(笑)
左手がね、どうしてもうまく使えないんですよね(悲)。

昨日は、子どもたちが通う、公文教室の、保護者面談の日でした。

この時期、保護者面談シーズンだから、習い事、幼稚園、塾、学校、ぜんぶ、面談…(>_<)。
ほぼ一週間、それぞれの分野の、それぞれの子どもの面談続きでした。

なにかステップを踏むたびに、ひとの目線は変化すると思います。

私の場合は、『結婚』が最初でした。

生まれてから、ずっと ひとり目線でいたものが、急にふたり目線になりました。

常に 自分と、もうひとりの家族である主人のことをひっくるめて、ものを見るようになったんです。

主人の目線、私の目線。

同い年で、会社の同期で、友人でもあった主人の目線は、良くも悪くも、私に多大な影響を与えました(笑)

先日の、宇宙飛行士の話じゃありませんが、『2次元アリ』になったわけです。

次に、『出産』が、私の目線をまたひとつ、増やしました。

今度は、子どもの目線。

最初に産んだのが女の子、ということもあって、これは すんなり、私のなかに入ってきました。
私もきっと通過したであろう、喜怒哀楽を、子どもたちが体験して、同じように歩んでいくのをみると、そこに、生命の螺旋の不思議さを感じずにはいられません。

かつて、私の母も、いまの私と同じように、子どもたちを見ていたに違いありませんしね(笑)

そうして、私は『3次元アリ』になりました。

私は、当初、それで満足でした。
家庭があり、子どもたちがいて、日々、ジェットコースターのように山あり谷ありで、たまにママ友さんたちとランチしながら おしゃべりをするのが、『リア充』でいいと、思いました。

ところが、何をやっても満足できない…

仕事のキャリアを棄て、
主婦となり、
母となり、
10年超が経過しても、空虚なものは埋まりません…。
忙しくてすれば、気はまぎれるのですが、夜が来ると、時間が勿体ない気持ちになります。

そうこう考えるうち、3人目を出産しました。

この3人目が、私の転換点だったなぁ、と 思います。
今まで空虚だった世界に、色が付きました(笑)。

またまた、ものの見方が、変わったんです。
『4次元アリ』、なれたかどうかは、疑問(^_^;)

毎日を忙しくして、
それは変わらない日々で、
たぶん 将来、末っ子がお嫁に行っても、まだ変わらない気がします…。

ゆるゆると惰性で生活してるうち、最近、やりたいことができました。
周囲に話をしたら、みんな面倒くさそうな顔をしました。

『末っ子の通う幼稚園に、図書室をつくってあげたい』

私の2年間の、目標になりました。
手続きも、システム構築も、イチからです。

末っ子の卒業までには、なんとか形にしたいな、と思って、動いてます。

できるかな、できないかな。

決まった毎日を過ごすより、なにか探して、それをこえていければ、また楽しいかなぁ、と思いました。

『オートマじゃ、つまんないでしょ。マニュアルなほうが、運転のしがいもある、というもの。』

…結局、私は『おとなしくなんかで いられない』、そういう気質なんですね(笑)