今日は自作品「からくりの鼻唄」の宣伝というか関連話題です。

以前から似たような話を何度か書いている気がしますが……
記憶力が悪いので何度も同じ話を繰り返しています。
すみません m(_ _*)m


私は以前、「動物」「生き物」という言葉に反感を持っていました。
命あるものを「物」と表現するのは変だな、って。
でも本当に大事なことは多分
「言葉でどう言うか」ではなかったのだと最近は思っています。

「動物は物です。人も物です。」
……と言うとちょっとギョッとする感じですが
実際、我々生き物とただの「物」の違いって何でしょうね?


ここでこの話題を出すとさらに失礼な話になるかもしれないのですが

「意識不明」というのは、「意識がない」状態じゃなく
「意識があるかどうか分からない」ということらしいですね。
だから「不明」です。


でもじゃあ、生き物には意識があって物にはないのか?
いや、生き物でも、虫や微生物には意識がないのか?
というと……

そもそも私アホなので、「意識とは何か」が分からないのですが
私じゃなくても結局「分からない」というところに
たどり着くんじゃないでしょうか。


今、人工知能とかロボットとかが現実味を帯びてきていますが
(現実味というか、もう存在するらしいですが)
彼ら「機械」には意識があるのでしょうかね?

あるとしたら、意識って何でしょう。
ないとしても、意識って何でしょう。
難しいですね。


以前テレビで、「意識不明」だと思われていた人に
実は意識があったという話を見てゾッとしました。
その方は、意識があるのに体を動かせなくて
まわりの人は「どうせ意識がないから」と思って
ぞんざいに扱っていました。


もし自分が「意識がない」扱いをされたらと思うと怖いですね。
虫や物や幽霊……
人によって「意識があるかどうか」の意見が別れる存在なら
どのように対応されるかは相手次第で変わってくるでしょう。

道具やロボットに意識や自我があるとしたら
いつどこで芽生えるんでしょうね。
どこで「物」から「動物」になるんでしょう。

ということで、アホなりに「からくりの鼻唄」では
「既に意識のある物=ロボット」を
意識のない物のように扱う人や、
意識ある仲間として考える人を描きました。

何かが対等な命として地位を確立するようになる前には
受け入れる方と受け入れない方が入り混じる混沌がありますね。多分。


ただ、誰かを乱暴に扱ったり無情なことをする人って
相手に意識があるからとかないからとか、
そういう理由では動いていないかもしれませんね。
人間を平気で傷つけられる人もいますし。

本当に意識がないのはそういう人かもしれません。


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