運命思想家の檜原有輝です。

今年はaudiobookが少なくて

本を読む量が去年より減った。

合計３１冊。

他にも読んだものの、

書いていないのもあるけど

３位に絞りたいと思います。

とは言っても…

同列がまた出てしまった(^^;

３位　～校正のこころ積極的な受身～言葉を愛する人すべてに読んで欲しい。

『～校正のこころ　積極的な受身～　言葉を愛する人すべてに読んで欲しい。』講演イベントにて購入。校正のこころ　増補改訂第二版: 積極的受け身のすすめAmazon（アマゾン） 10/10 ”「校正するこころ」を欠いて世に出され…

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校正と言うお仕事をされている人の「愛ある言葉のチョイス」という意味では、とても感動の嵐でした。改めてこの本を読んで、文章と言うのは上手い下手ではなく”情熱”なんだなぁということを思い知らされた次第。どれほど漢字や配列が綺麗でも、そこに心が含まれていなければ、読む人の心を動かさないわけです。それはアンチのコメントでも同じこと。そこに悪意という感情があれば、どれだけ日本語がおかしくても、強烈に人の心を打つ。なるほどなぁ、と原点に返って言葉の深さを知った名著でした。

同列3位　～ヘヴン～いじめる側、いじめられる側から見える世界。

『～ヘヴン～いじめる側、いじめられる側から見える世界。』図書館にて。ヘヴン (講談社文庫)Amazon（アマゾン）682円 10/10 ”「なあ、世界はさ、なんて言うのかな、ひとつじゃないんだよ。みんながおな…

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この本は年初早々に読んで、本当に暗く重たい気分になりました(苦笑）年末にもいじめを題材にした～雨の降る日は学校に行かない～いじめの負の連鎖。も読んだのですが（これも良かった）それとはまた違って……川上未映子さんの小説を初めて読んだせいか、その圧倒的な筆力に呑み込まれてしまって、今もあらゆる場面のシーンが忘れられないのですよね。生々しくて、現実的だけれど、心が壊れてしまった瞬間、奇怪な場所へ放心してしまった様子が描かれていて、もう怖くてやるせなくて、切なかった。本当に人ってここまで追い込まれたら…そうなるよな、という説明のできない世界がそこにありました。でもズドーンと落ち込む感じでは私はなかったです。筆力に気圧されたという感じ。

２位　〜占〜占いジプシーにはぜひとも読んで欲しい一冊

『〜占〜　占いジプシーにはぜひとも読んで欲しい一冊』図書館にて。占 (新潮文庫)Amazon（アマゾン） 10/10 ”相談者として対面して悩みを聞く。少し視させてくださいね、と断ったのち目を瞑り、彼女…

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占い師としてこの作品に出会ったら忘れられない(笑)あっちで悪いこと言われたら、こっちの占い師へ行って…四柱推命でダメだと言われたら、西洋占星術へ行って、手相へ行って、、とやっている人にはぜひ読んで欲しいです。重たい気持ちにはならないと思うんだけどね。結局は人生は自分次第なんだということが書いてある。ちょっと気恥ずかしくなるかもしれません。

１位　～蛇行する月～混沌とした現実も蛇行しながら川へ流れていく様子

『～蛇行する月～　混沌とした現実も蛇行しながら川へ流れていく様子』図書館にて。蛇行する月 (双葉文庫)Amazon（アマゾン） 10/10 ”勇の子供ができても、清美は産まない。そんな妊娠はただの「失敗」だ。自分のこれ…

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これは、私がどストレートで好みだった作品。短編がすべて繋がっているお話なのですが、切なくてあたたかくて、やるせない。みんなただ…幸せになりたいだけなのに。一生懸命に頑張って生きている登場人物すべての人に思いを傾けたくなるお話です。これは重たい気持ちにはなると思うから、引きずられる人にはお勧めできません。

基本、私が選ぶ本は「考えさせられる本」「重い本」と言うことが多いので、好みに合わない方はスルーしてくださいね。

これで映画、ドラマ、本の今年ベスト３位を選びました。ぜひ皆様にも共有もらえたら嬉しいかぎりです（＾－＾）

今年読んでよかった～本のベスト３～