書店にて。

思い出すと心がざわつくこわれた関係のなおし方

Amazon（アマゾン）

２/10

”親のなかには、我が子の気持ちが手に取るようにわかると思っている人がいますが、おそらく、そういう人は子どもの中に自分自身を見ているにすぎないのです。子ども側は自分を理解してもらえていないと感じている場合がよくあります。”

”そもそも燃え尽きかけている人間関係ならば、失うものは多くないはずです。（中略）人は絶えず成長を続けるものです。一生のあいだずっと同じ交友関係を維持できると思うのは、むしろ現実的ではありません”

”たとえば、「楽しくておもしろい人」の役割しか果たせない人は、他者に「観客」の役割だけを期待します。つねに「話をよく聞き、手を差し伸べる人」だけを演じる人は、相手役に「問題児」を求めます。「罪のない犠牲者」役の人は、相手に「救済者」や「破壊者」のどちらかを期待します。”

”人として成熟するということは、自分の嫌な面に気づくことでもあります。その際、成長の助けになるのは味方よりもむしろ敵だった、ということがよくあります。味方は絆を失いたくないがために、あなたの成長を妨げている面に見てみぬふりをしますが、その点、敵はあなたの痛いところを遠慮なく突いてくるからです。”

◇◆◇◆

おススメで読んでみましたが、読み終えるまで時間がかかりました。それは私が”こわれた人間関係をなおしたい”と思ったことがないからなのです。

人間関係というのは、成長と共に変わって来るので定期的に「こわれるのは当たり前」。もしかしたら、勢いで言ってしまったことや、誤解が生じてしまったりしたことで、関係がこじれてしまうかもしれません。う～ん、それでも私は関係をなおしたいとは強く思いません。運命論者だからでしょうか。そのことは起こるべくして起こったし、一度起こったことは二度も三度も起こると思うからです。実際経験上もそうですね。

人との関係そのものをどうにかしたい、と思っている人は会話術や距離感を学ぶ必要があるでしょう。でも関係を戻すには、その人との間に同じことが起こることを想定して対処をすることを覚悟しないと、ね。

全部で１４章ある本でしたが、読みごたえを感じ始めたのは１０章目以降。それでも関係をなおせないのであれば…という内容に触れてからの方が、文章力として説得力がありました。

抜粋する文言を探すのもちょっと苦労。全体的にふわーとしていました。人によれば耳が痛いこともあったかもしれませんが、私には想定内のものばかりだったので感情がのめりことなく読了した感じです。

檜原流姓名判断の画数、五行表現の無断の転載、転用、商業使用は禁止します。

檜原有輝　ひばらゆうき　スケジュール

◇鑑定メニュー内容は、四柱推命、姓名判断、宿曜占星術、カバラ数秘術を用いて、対面、手紙、電話鑑定を選べます。お悩みは仕事、恋愛結婚、相性、健康、転機などの総合運勢己の生きる使命、適職使命、運の盛衰を活かす道標対人関係、人とのかかわり方、自分の活かし方などについて。

◇檜原流姓名判断講座募集！

◇４期生四柱推命講座マンツーマンレッスン（満員御礼）

◆＜お申し込みフォームはこちら＞

～思い出すと心がざわつく こわれた関係のなおし方～ 心がざわつく時点で問題だと思うんです。

～思い出すと心がざわつく　こわれた関係のなおし方～　心がざわつく時点で問題だと思うんです。