なにやってんだ!
〇〇って言っただろー?!
〇〇だったんじゃねーの?
〇〇してこい!

現にスポーツで、例えば試合等で、コートの中でも外でも聞こえてくる言葉です。


これらは、激励とは言い難く、応援なのか、ヤジなのか、よく分からない歓声に、疑問と違和感しかなく、率先して声を出すのは苦手な私です。




試合でも、この言葉の変換を出来ないまま、大人たちが投げ掛けると、プレイする子どもの表情からは、全く笑顔がなくなり、本来の目的が分からなくなります。
親も、それを見失っていたら…?上から目線で押し付けたり、決めつけたり、それらは、子どもにも伝染します。
親もそうやって、管理され、忍耐力を強くさせられたりしてきたから、同じことしかできないんですよね。
競い合い、高める事は素晴らしいけれど、
その先に楽しめないスポーツ程苦しいものはありません。

試合の日の為に、練習を重ねてきて、当日、勝っても負けても、この様な否定の言葉を並べられたら、つまらないですよね。無意味にすら感じます。
否定されないように、練習も試合も重ねるだけになってたとしたら……?
大人の顔色を伺いながら活動をしているとしたら…?




大人が子どもに、頑張って欲しいとき、その子の気持ちに気付き、心に届く応援が出来ていますか?

頑張って欲しいし、結果も出して欲しい。きっと、親も、指導するコーチも先生も同じ。

けれど、子どもに対して、その場で起きた現象をそのまま言葉にしたり、大人目線で押し付けたり、誰かと比べたりすること、それほど残念なことはありません。

これが何故悪影響を及ぼすのか、疑問にも思わない大人の方が危険です。


なぜ、うまく行かないのかを責めるより、
どうやったら突破出来るのかを選手は知りたい筈です。方法や手段を提案したり、相談したり出来たら、試してみたい。そしてうまくいったら、これ程うれしいことはありません。試合の勝敗に関わらず、得るものが全く異なります。


私も、小、中学生の頃、陸上や駅伝、テニスと経験してきましたし、スノボも好きでした。
高校では部活をやってませんが、スポーツテストで持久走を手を抜きまくって断トツでした(笑)
あるクラスメイトに、「走るフォームがキレイだね」って言われました。とても嬉しかったですよ(^^)

そう、出来てたところを認められたからです。
たったそれだけです。
これまでの陸上や駅伝の練習は嫌いだったのに。

(テニスはもっての外(笑)下手くそです💦)

今では、選手側の気持ちも、親側の気持ちも、指導する側の気持ちも分かると思っています。
自身の経験と、スポ少を経て、部活に励む子どもの親でもあるから。
ただ、どう引き出すか、それほど悩めるものはありません。


出来たことを認める
挑むことに、どう前向きになれるか、
子どもと一緒に考える



そして、我が子は、ある日こう言いました。
「体格負けするし、点を取れないと皆の視線が苦痛…」
そして、父は言いました
「体格は個性、比べても意味がない、その個性で何が出来るのかを考えてみたらいいんじゃないの?」
「周りの視線を気にするのは、後にも先にも失敗した自分を想像するから。自分はどう動きたいか、今どんなプレイで繋げるかを意識すること」

こう、言葉を掛けられた日の我が子は、
メッチャのびのび、真剣に、時に笑顔で楽しそうにプレイしていたそうです。

(父(夫)はトラストコーチングスクール、スキルアドバイザーでもあります)


私自身も受講し、提供出来るマザーズコーチングスクールには、お母さんの子どもとの関わりや、親の在り方から、家庭での生活は勿論、スポーツや、学校での生活、先生との関わりにまで、影響する内容が詰まっています。

自らの発言がより良く変化し、前向きになっていきます。




そうなるには、どうしたら?
あのとき、これを知っていたなら!


コーチングには、その、様々に網羅される考え方や捉え方があるから、自らが変化し、進化していけるのだと感じます。

この春、スポ少や部活に新しく通う親子も、続ける親子も心身ともに健やかでありますように。




▼大切な人を応援する
トラストコーチングスクール

▼忙しいママの迷わない子育て
https://motherscoachingschool.com/

マザーズティーチャー
いがり まみ