あくまでも備忘録
危なかった話
2つ目
このレストランも今はもう無いのだけど、ここで(多分)1989年9月14日からウエイトレスをしていた。
淀 Yodo Restaurant of Japan
13 E 47TH St
(47丁目、5AveとMadisonの間)
仕事は着物。ここの着物は上下別になっていて着やすいものだったが、ぞうりで仕事は最初は慣れなかった。
メニューには鍋とかもあって、テーブルクックでお客様の席で材料を紹介しながら作る。もちろん英語説明。だいたい家族でお鍋を頼むお客様が多くて子どもとかは初めての鍋だったりすると真剣に聞いてくれてとても楽しかった。
この頃のHOUSE PAY(時給)は確か$1くらい。
だから収入はほとんどチップ次第。
その日のチップをウエイトレスのパーセンテージが決まっていて新人は確か50%からだったかな。。。
ベテランウエイトレスさんはもちろん100%
長く居れば、席をたくさん持てれば、パーセンテージは上がっていくので、やりがいもある。
ジャパニーズレストランのウエイトレスはだいたいこのシステム。
そして、ある日、いつものように23時頃まで働いてその日のチップは確か$60
この日何故か財布にチップを入れずにそのままポケットに入れたの。(いつもは財布にしまうのに不思議な事にそのままポケットに)
その日は49th&9th Aveに住んでいた日本人の友人の家に遊びに行く約束していた。
この子黒人しか興味ない女性で、実は話題本だった
「イエローキャブ」にこの子のエピソードも載っている。
彼女は「ヘルズキッチン」と呼ばれる危ないエリアに住んでいた。深夜だし人もいないし恐いな〜とは思いながらも友人は住んでるところだし。
夜道を日本人2人で歩いていた。しかもミニスカだったし。。。女って暗くても分るわ。
突然後ろから首締められて道に倒された!
最初に思ったのは「レイプ!?」でも、黒人3人組でひとりが女性だった。良かった。レイプではない!と倒されながらも少し安心する。
冷静に何言ってるか聞いたら「Money!Money!」と言っている。
わたしはポケットに今日のチップが入っていたので、チップをそのまま渡すと3人組は走って去って行った。
友人は財布を取られてしまった。
わたしは財布は別に入れていたので、取られずに済んだ。
だからその日に限ってポケットにチップを入れたおかげで
カードやら何やら取られてめんどくさい事になる事は免れた。不幸中の幸い(笑)
しょうがないからまず友人の家に行って、わたしはその日の稼ぎ取られたが、友人はカード止める電話とかをまずして、落ち着いてからもうしょうがないから、ビールでも飲もうと近くのDELI(コンビニみたいなところ)に買いに行く。
するとビールをダースで買ってる人がいたんだけど、「あれもしかして犯人じゃない?」ふたりとも感じた。
でも顔ちゃんと見れてないから確信は持てないので、警察呼ぶのは諦めた。。。
まあ。殺されてないだけ、その日の稼ぎ分だけで済んで良かった。危ないといわれてる道を深夜ミニスカで歩いてる方が悪い。
この事件からはタクシー移動以外はミニスカはかなくなりました(笑)
そして1990年に次の引っ越した時、この時の友人は下の階の住人になりました。
その引っ越し先6th St &2nd AVEのドア前で
1990年7月 CANDY B1というライブバーのバーメイドで働いていた時に浴衣着た写真
Candy B1 (ライブハウス)
ここでシンディーローパーが1992年頃(?)バースデーパーティーをしていた。 240 E 9th St.