人間は一日に6万回から10万回もの思考をしていると言われます。

 

実際、私は常にいろんなことを考えていました。

 

今からこれをやって、アレをやって。そうだ、あそこに電話しなきゃ。

もしくは

過去のことをふと思い出してそれを楽しんだり悔やんだり。

 

要するに頭の中で、過去やら未来やらを想像している時間が長くありました。

 

この思考は私たちの左脳によって生み出されるとされますが

思考には良い面と悪い面とがあります。

 

良い面とは、先々のことを予見して行動できること。

また過去を思い出して、また同じことを繰り返さない指標にもできます。

 

これだけを見ると必要不可欠であるように見えますが

思考は私たちが幸せになる邪魔もしてきます。

 

新しいことにチャレンジしようとしても

過去の失敗を思い出させてきたり

まだ来ない未来を悪く考えて不安になったり。

 

もし、私たちがこの思考に振り回されることがなくなれば

もっとラクに生きられるようになるでしょう。

 

そこで、思考から離れる方法についていろいろチャレンジしました。

 

いろいろ試した結果

私としては俯瞰方が良いという結論です。

 

自分の思考を少し離れて眺めてみる。

ただそれだけです。

 

腹が立ったり

イライラしたり。

 

それに飲み込まれてしまえば、振り回されてしまいます。

 

腹が立つではなく

腹が立っているんだな。

 

イライラするではなく

イライラしているな。

 

と思えば距離をおけるのでそれに飲み込まれることはありません。

 

方法は自分に合うどうんなものでもよいのですが

一番大切なのは、思考はただの思考で自分ではないと気づくこと。

 

思考は、どこからか勝手に湧いてきたもので

自分のものではありません。

 

そして

過去については、文字通り過ぎたものです。

 

過去はそれそのものが事実ではなく

自分が過去に感じたことがそこにあるだけ。

 

それをイヤなものだととらえているのは

自分であって、実際ではありません。

 

イヤな過去だと思うなら今この場で書き換えてしまえば良いのです。

 

もし過去がとてもイヤなものだったとしても

過去はその場でみそぎが済んでいますので

それ以降の人生にはなんの影響もありません。

 

影響があると思っているのは自分です。

 

そして

影響があると思えば影響を受ける。

それが宇宙の法則です。

 

思考を理解して上手に付き合うことができたなら

人生はラクになります。

 

ぜひ

自分の思考との付き合い方について考えてみてください。