昨日、女性蔑視について書いたので、もう少しだけ。
(行政書士試験とは関係ないです)
ご存知の方も多いと思いますが、『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』は、小説『侍女の物語』を原作として製作された、テレビドラマです。
エリザベス・モスさんはもちろん出演者の演技力も素晴らしく、ついつい引き込まれてしまいます。
シーズン1を見たのはずいぶん前で細かいことは忘れてしまったのですが、女性は、所有権もなく、字を書くことも本を読むことも許されず、財産も職業も奪われます。最初は小さな変化だったのが、気が付いたらそのような世界になっているというものです。
原作者が「小説に書かれた女性に対するひどい仕打ちのなかで、私が創作したものはひとつもありません」と語っていて、実際に世界中のどこかで実際に起こっていることや、行われたことだということで本当に恐ろしいことだと思います。
ドラマの中で私が印象に残ったのは、なんといっても”リディアおば”の「日常とは、慣れた状況のことです。今は非日常と思われる状況でも時がたつにつれて、日常だと思えるようになるのです」というセリフです。
彼女をどうとらえるかは人によって違うと思うのですが、私は”ジャニーン”を応援していたので、彼女の眼をくりぬき、侍女たちにひどい罰を与え、支配するのが同じ女性であることに対して怒りを覚えました。
このドラマはストーリーも然ることながら、映像が美しく、もし、まだ見たことがない方は興味があれば、見ていただきたいと思うドラマです。
ただ、Huluでの配信なので、加入されていない方は原作を読まれるのもいいかもしれません。
自分の意思を示して、世の中がおかしな方向にいかないようにとりあえず、選挙には行こうと思います。
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