ワインスクールアカデミーデュヴァンのソムリエ・ワインエキスパート受験対策講座がスタートしています。
全20回の講座が早いものでもう6回目を数えています。
4分の1が終わってしまいました。
受験対策を担当し、
現在水曜と土曜の2クラス、およそ50名の生徒さんを担当しています。
50名とは、実に大きな責任だと感じています。
決して簡単ではない試験に挑む1人1人のお顔や名前を思い浮かべながら、
成績や状況を心配したり、喜んだり、またまた心配したり、微笑ましく思ったりする毎日です。
新人講師でまだまだ経験が浅く、だからこそお1人お1人の存在が大切過ぎて、
本当に合格したいと思っている誰かのためなら、
私でできることならなんでもしたいと強く思う毎日を過ごしています。
勝手ながら、
小テストで1問外してしまって完璧主義の誰かさんは落ち込んでいるだろうな、とか、
遅れて講座に参加されているので、きっと基礎に追い付くのに大変だろうな、とか、
仕事が忙しいのかな、
心がめげないかな、とかとか。
毎日思わない日はありません。
しかし、私自身、数々の試験に挑戦してきて、
振り返れば難関試験ほど、取り組んだ日々の濃密さや輝きが、
まさに大切な青春のように思い出されます。
忙しい仕事に追われながら、あるいは家族の時間に気を遣いながら、
時に「なにやってんだろう。」って思いながら、
あと5分、あと10分、
時に焦りに腹を立てながら、眠い目をこすりながら。
世界のワイン地図と向き合うその時間が、
きっと皆様にとって尊い時間であったことに、あとから気づくことになるのです。
それがわかっているから、
ちょっと厳しくても、「がんばろう」「さあ、練習問題やろう」って、
言わせていただいているのです。
まずは一次試験4月から7月くらいまでの頭がヒートアップする期間、
ブルドーザーのように、脇目も振らず暗記しよう。
私も頑張ります。