カトリーヌ・パンコール「ワニの黄色い目」・「カメのスローワルツ」・「月曜日のリスはさびしい」

の上下巻3部作、計6冊を読み終わりました。

先月2月のValentine前に、岩田屋のリブロへ行った時にたまたま手に取った

「ワニの黄色い目」の上巻。これが私の1カ月をこんなにも楽しいものにしてくれるとは

想像もしてなかった!!

こんなに読むのが楽しくて、ページをどんどんめくりたくなる本に出会えたのはとても久しぶり。

洋画や洋楽を普段から楽しむ私には、やっぱり海外の小説が合っていたのかも!!

と、胸が踊りました。そういえば、あの有名な絵本「はらぺこあおむし」や柏葉幸子の「霧の向こうのふ

しぎな町」や、ローラー・インガルス・ワイルダーの「大草原の小さな家」を読んでいた幼いころは

ただただ面白いという気持ちに正直に、読書を楽しんでいたことを思い出します。

朝も夜も、暇さえあればページをめくり、読んでいる間は小説に出てくる登場人物に想いを馳せて

現実離れした日々を送るのは、なんて楽しいんだろう!!

舞台は今のフランスで、ロンドン・ニューヨークなどの街も描かれつつ、個性豊かなある家族の話が展開されてい

きます。本に出てくる“フォートナム&メイソン”の紅茶やスコーン、焼き立てのクロワッサン、パリらしい服装や色

遣い、フランス人的な恋愛の仕方やジョークなど、1カ月の間に自分が経験したことのように体に刻みこまれた気

がします。

全ての登場人物が入れ替わりに語り手となり、それぞれの人物の心の動きや考え方がそれぞれの方向で

書かれているので、色んな方向から見た人間の心情の動きが楽しめました。

面白い!!って思える小説に出会うことは結構難しいけど、大型書店を回って、現代の海外小説のコーナーに

長時間張り付いて帯を読み、あらすじを読み、冒頭を読みながらコレだと思う本を探すのが、今の私のちょっとし

た楽しみになったのでしたラブラブ!

自然な流れによる発見は、すばらしい!