「キッズ オールライト」

2010 アメリカ


●あらすじ


レズビアンカップルのそれぞれに一人ずつ、同じ精子(精子提供を受けて)で生まれた子供がいる。

子供は高校生の男の子と、大学生になる直前の女の子。その、姉の方が精子バンクに連絡して

精子提供者を調べ、会うことに成功する。それから、レズビアンの2人の母とも家族ぐるみで彼に会うようになるが、彼が家庭に入り込んできたことで、家庭崩壊の危機にさらされることになる。。。


レズビアンのカップルが築いている家族なのだけれど、ちゃんと家族として成立していて

子供たちも色々と悩みつつ、でも母達の愛情をたっぷり受けて、衝突しながらも成長していく。


最近の日本映画では、昔の家族のあり方に戻ろうよ、みたいな映画が多かったり

のんびり、まったりいこうよ、みたいな暮らしを描いた映画が多いけど、

この映画みたいな、あたらしい家族のスタイルでの家族愛を

ナチュラルに描くのって、あんまりないなって思った。


ゲイであるリサ・チェンデンコ監督の実体験が反映されているらしいです。


って、堅苦しく書いてしまったけれど、下ネタ満載で面白い映画。

衣装も母のうちの一人、ニックの格好がメンズライクなカジュアルで、まるでマーガレットハウエル。

そのニックの子供であるジョニはアニエスって感じで、ナチュラルにオシャレだった!

やっぱり、金髪ロングヘア少女は確実にかわいい。


この映画の中で、JONI MITCHELLの「blue」というアルバムが出てくるのだけれど

[ALL I WANT ]という歌の歌詞を2人のゲイカップルの愛にうまくあてはめているのがステキだった。


Oh I hate you some.I hate you some,I love you some.


この映画を観て、ジョニ・ミッチェルのこのアルバムがどうしても聴きたくなり

自転車を走らせて中古CDショップへ走りました。


最高のアルバム。このアルバムを手に取ることになったきっかけである

今回の映画に感謝!!


Blue/Joni Mitchell