トム・フォードがメガホンを取った作品、「シングルマン」


ゲイの主人公が、恋人を亡くしたところから始まり、


狂おしいほど愛おしく大切な人を失った悲しみを描いている。



そこまで期待していなかったのに、コリン・ファースの演技と


トム・フォードによる、完全なる美の構築にメロメロになってしまいました。



主人公の住むガラス張りの家・ベンツのクラッシックカーの木製の内装・


60年代を象徴する完璧なスタイリングと女性のアイライン・女の子の青いドレスのドレープ具合・


すべての人・物の配置まで、完璧としか言いようのない美しさへの追求が観る者を酔わせます。



コリン・ファースが演じる大学教授のセリフも、2・3度は見返したくなるほどの深さ。


ゲイ映画だけにコリン・ファースの周りの男性も美しすぎる。



ため息が漏れる、究極の美映画でした。