川上弘美が
この本で紹介していた、
角田光代の「草の巣」。
草の巣は、とっても暗ーい話。
謎の男の車にふらりと同乗することになる主人公の女。
男の無関心さに、とりつかれたように毎日男の車の助手席に座り続ける。
なんだか暗くて重くて読み進めるのが困難ではあったけれど
この、ぬらぬらとした感覚に、とりつかれてしまう。。。ちょっと病的な小説。
角田光代、女性なんだけど、男性的な書き方がくせになる。
対して2話目の「夜かかる虹」。
こちらは姉妹と姉の恋人を中心に物語が進んでいく。
この作品もそうなのだけれど、
角田光代の家族を描いた作品は、いつも何かしら考えさせられてしまう。
とても生々しい人間と人間とのぶつかり合いがある。
最初は軽い小説だなーと思って読み進めると、
いつのまにかサスペンス。ジェットコースターに乗っているかのごとく
猛スピードで読み進めていた。
はぁ、この感覚、角田光代特有。
男まさりな小説家に、ラブ注入![]()

