横尾忠則 全ポスター展
行ってまいりました。
国立国際美術館in中之島

もう70歳とかそのくらいの人の、高校生の時からの作品が
全て(ポスターのみ)展示されていたため
見るのもとても大変でしたが
見ごたえ十分でした。
生涯かけて作品を作り続けている人の軌跡を見ると
必ず思うことがあります。
それは、変化はとてもゆっくりとしているということ。
大体10年くらいで作風が変わってくるけど、大きすぎる変化はなくて
少しずつ完成度が高くなっていく。
最初は粗削りだけど、20代から30代で色々なものに影響を受けて、
面白いものが増えていく。
そこからだんだん自分らしさをとりもどして
年をとるとやりたい放題?!みたいなものもあったりして
人間味をとても感じる。
生きていると1年て長いし
一日だって色んな事があるのに
10年、20年と同じことをやり続けるってすごい。
そうやって毎日毎日同じことをやり続けることで
ものすごく小さな変化が起こって
その積み重ねがいつの間にか形になっていくのだなぁと思う。
何かを突き詰めるって、魅力的。
横尾忠則のある本に書かれていて気になったこと。
横尾さんがある美術評論家の人に
「この作品は●●●の影響ですね」
「この作品は○○○の描き方ですよね」
と言われて
「いや、別に意識してるわけじゃないし、ただ描いていたらそうなった」
というやりとり。
そりゃあそうだよなぁーと。
生きてるだけで知らず知らずに色んなものに影響をうけて
知らず知らずに自分のものにしてる。
どれだけたくさんのものに出会って感動して
吸収するか。
生涯ミーハーでいるのも悪くない。

