大いに歓迎すべきニュースが流れていました。


HPVワクチンの積極的勧奨再開を目指す議員連盟が発足 「政治が動かさなければ子どもたちの命や子宮が守れない」

もう何年も社会的問題になっている、子宮頸がん(他、いくつかのがん)予防の為のHPVワクチン。
きちんとした検証がなされていない重篤な副作用が、反ワクチン論という宗教によって誇大に喧伝され、積極的勧奨が取り消された。
その結果、一時期は対象年齢女子の70パーセント超が接種していたのに、今は1パーセント以下になってしまった。
何十万人も接種すれば、中には注射のその後で偶然体調不良になる人が居るのは当たり前です。
副作用があったとしても、将来HPVが原因でがんになるリスクと比べれば微々たるもの。
かかったら検診で早めに見つけて治療すればいいでしょ、などと言ってのける人まで居ます。
とんでもない!
そもそも、検診で全部超初期で見つかる訳ではない。
そして、がん治療は辛いです。一生縁がないならば、それに越したことはないです。
ましてや子宮頸がんは、特に若い人に多いとされているそうです。例え早めに見つかって生き残れても、失うものがあまりにも多い。
子宮頸がんは高確率で防げます。
一刻も早く、積極的勧奨の再開をすること、そして男性が接種することの重要性がもっと世間に広まることを願います。
そして、防げる病気で不幸になる人が少しでも減り、産婦人科の混雑が解消され、医師の負担が減り、現代の医学では防げない重篤な病気(例えば卵巣がんのような…)や、妊娠出産などの対処に専念できるようになって欲しいです。