こどもとわたし①はこちら↓
1人目が一歳4.5か月になった時に
2人目の話をされた
帝王切開トラウマになった私は
私を殺す気なの?!
と思った
転勤、転勤で知らない場所で
はじめての子育てをしていた私には
過酷な現実だった
イライラしていることも多かったし
たぶん、ちょっと病んでた
わたしも3人兄弟だから
ひとりっ子は考えてなかった
2人目を妊娠した
1人目がいるから、産婦人科もバタバタしてた
一度心拍確認したあと
もうその子はいなくなってしまった
流産した
9週目くらいだったかな
いなくなってしまった悲しさ
守ってあげられなかった悔しさ
受け止めてられない気持ち
出産トラウマから離れられる気持ち
いろんな気持ちが溢れた
流産手術をすることになった
日帰りの手術
当日、こどもはおばあちゃんに見てもらうことになっていて
一緒に病院まできてくれた
診察室前で待っている時に、
そろそろ帰るねと
子供を連れて帰っていった
なぜか分からないけど、
帰った後、
待合室で涙が止まらなかった
それまでほとんど子どもと離れることなく過ごしていたからなのか
1人になって心細くなったのか
もうすぐ行われる手術でいなくなってしまった命と離れることになるからなのか
子どもと離れる、その現実
今いる子も、お腹の子も離れたくない
全部だった
きっと
訳の分からない、
複雑な沸き起こる感情を
泣くことでしか表現出来なかった
術後の様子が少し心配なところもあったけど
すぐに日常生活に戻れた
手術前だったか、手術後だったか、
忘れてしまったけど
海の波打ち際で小さい子が手を振っている夢をみた
知らない子だったけど
きっとその子だったんだなと思った
笑顔だった
笑ってた
よかった
流産してしばらくしたとき
その子が選んでいるとか
そうゆう話を聞いた
流産した時、誰も責めてなかったけど
どこかで
自分を責めていたのかもしれない
消化できない想い
本当のところはなにも分からないし、
なんでもいいんだろうけど、
ただ、
ただ、
笑っていてくれてよかった
ありがとう
流産手術後、呼ばれたような気がして突然行ったネモフィラ