にっかり青江、単騎出陣(ネタバレ感想)。 | 徒然なるまみに。


 

「にっかり青江 単騎出陣」

ディレイ配信
最終日なので
独断と偏見まみれの
ネタバレ感想

かなり長いよ(笑)


梅田芸術劇場
シアター・ドラマシティ

ここって
去年
「憂国のモリアーティ」見に行った
懐かしい…


にっかり青江
登場

 


いきなり歌で始まる
合間で自己紹介


舞いながら歌う
にっかりの優雅さよ


刀剣男士について語る
丁寧に説明してくれるので
初見さんもついていける


「懐かしいものが落ちてるね…」
 

 

からの
講談


徳川家康と鳥居元忠の話
二人を見事に演じ分け…
みほとせの話を交えながら
進んでいく


語る口調と声が
聞いてて心地いい


「好きだからね…彼のこと…
笑顔がね…」

「そして物吉くんはいた…血まみれで
失われていたんだ…彼から笑顔が」

「物吉くんは
ぼくに気がついて笑ったんだ…
いつものようにふるまおうと…」

「痛かったんだよ…心が」


語彙が胸に刺さる…


ここから歌へ

『回れよ回れ風車 カラカラと~』


歌が胸に染みる…


刀剣男士
ひとりひとりへ
話しかけていく…


ここ好き
にっかりの
優しい表情と
みんなへの想いが…
刀剣男士の姿が見える


主との会話

「折れてしまうかもしれないからね
約束はできないよ…
だからせめて
舞わせてもらえないかな」


舞姿
優雅さと
荒々しさ

途中
無音になったとき
口に人差し指あてるしぐさ…

去り際の笑顔…


手遊び歌

歌のおにいさんな
にっかり青江


手をたたく姿に
いないいないばぁに
優しい笑顔に
癒された…


子育ての話
蜻蛉切や村正の話

「トリカブト・彼岸花・スズラン…
どれも毒のある花だね」


からの


『ねんねんねんねんねんころり~』


声が優しい


からちゃんの話

剣の稽古の話
彼の優しさが分かるエピソード


からの


『てんてん手のひら開いて閉じて~』


「ぼくの手のひらはどうなんだろ…
汚れているのかな
少し…
血を吸いすぎてしまったかもしれないね…」

「短くなっているんだ、打たれたときよりも
もしかしたら、そのときに
たいせつなものも……」

「打たれたとき、
すりあげられたときのようなことがおきれば
なにかが分かるんじゃないかって…」


「来なよ…
さぁ、切ったり切られたりしよう」


ここのポーズと声がイイ!
ファン必見


「心をなくす…」


からの


激しい殺陣
見ごたえあり

はだけていく
服と髪に注目


「あのときの…物吉くんの笑顔
無理に笑おうとした作り笑顔
あれは…
ぼく自身の笑顔なんだ」


からの


「ぼくを脱がせてどうする気だい」

「さぁ、折ったり折られたりしよう」

「石切丸さんに叱られてしまうな…」


台詞にやられる…


「いっしょに笑ってあげることはできるよ
そうしてきたし…
これからもそうしたい
でもぼくは…ぼくの心は
大切なものが増えていくごとに
笑顔を失っているんだ」

「笑っているのは…顔だけで
心は…」


重い台詞もあり


そして…


幽霊との対話へ

ここまでと
まるで違う
しぐさ
語り

世界観に
どんどん引き込まれる

表情が
声が
ちょっと怖くもあり


あらぶって
絶叫する姿


「ここで折れてしまえば楽になれる
ぼくは楽になりたいわけじゃない」

「だれかを笑顔にしたい!」

「もし許されるなら…
笑いたい
にっかりと…
心から」

「笑っても…いいのかな
ぼくでも…笑ってもいいのかな
たくさんのものを斬ってきた
敵も…人も…君のことも
ぼくの手は汚れて…」

「君はそこにいたのか…ずっと
ぼくが見ようとしなかっただけで
向き合おうとしなかっただけで
ずっとそこにいてくれてたのか」


からの


高笑いと
ためいき


「正直に言うよ
おそれていたんだ…
君と向き合うことにね
ひきずられてしまうから…
後悔してしまうから

だからぼくは
見ないようにしていた
向き合わないようにしていた

ぼくが君を斬ったのは事実だ
後悔していくよ
これからも…
これは事実だから…歴史だから
変わらない、変えてはいけないんだ

後悔しながら…
傷つきながら…
汚れながら…

それでもだれかを笑顔にできるように
いつか
ぼく自身心から笑えるように
ぼくは…自分の弱さを受け入れるよ

ずっと傍にいてくれてたのに
待たせてしまったね
ごめん
それから…
ありがとう
これからもよろしく頼むよ」

柔和な笑顔
光に包まれて…


『にっかり青江…ありがとう』


「主へ…
いい夜だ。
柳の下から幽霊が迷い出てきそうなほどにね。
いやいや、斬りたいわけじゃないさ。
人に害為す悪霊や…いくさの相手ならともかく、
迷い出てきただけの幽霊まで斬りたがるようじゃ、
それは人斬り狂いとどう違うんだい?
もっとも、今となっては、僕がいるだけで、
幽霊の方から逃げていくようだけれど。」


「主へ
いつまでもぶらぶら彷徨っているようじゃ
修行にならないんでね。
元の主のところを修業先と決めて、そこに…」


「主へ
京極家にとって僕は『過ぎたるもの』
とか揶揄されたこともあるし…」

「まあ、僕が言いたいことはだ。
他人が何を言おうとそれを覆すだけの事を成せばいいのさ。」


「今の主である君は、どこまで行けるのかな?
そろそろ帰って、その手伝いをしようかな。」


極になって登場


『刀剣乱舞強く強くきたえし鋼
今ときはなつとき~』


立ち姿のりりしさ
マントを翻す優雅さ



「この時代、このときに
会いに来てくれてありがとう…
君たちの笑顔に出会えて
ほんとうにうれしいよ

君たちの笑顔が背中を押してくれたからね
ぼくもこうやって成長することができた
感謝の言葉しかないよ
ありがとう

最後に…
ぼくから歌を送らせてもらえないだろうか

この時代…このときに
君たちの笑顔に出会えたことを祝して
祝祭の歌を…」


『あなめでたや~
めでたい雲が空にひるがえり
かささぎの声、響き渡る~』


去る姿も美しい

終演



ただただ
胸熱…


にっかり青江に
荒木くんに
刀剣乱舞に

感謝

ありがとう