久しぶりにやりとりする

長年続く友だちからの連絡。


来た瞬間は嬉しいのに

やりとりする間にいつもざわざわする。


この違和感を

今日は書き綴ってみる。



30年来の彼女に対する違和感は

小学生くらいの時点で持ってた。


要注意人物的存在


自己中で、人によって態度を変え、

人の悪口や愚痴が多く、自分大好き。


彼女のことを好きな人は

あまりいなかった。


歩いて1分の距離に住み、

互いに共働きの家庭で育ち、

同じクラスの彼女と遊ぶまでは

時間はかからなかった。


彼女は私のことが気に入ったようで

一緒に遊ぶことがすごく嬉しそうだった。


彼女と遊ぶのは楽しいのに、

必ずこのざわざわする感覚があった。


当時はその感覚を言葉にすることが

できなかったけど、

それでも遊んでいたのは

人に好かれてないのにも関わらず

まったく気にしないで自分を貫く

姿が私とは正反対で魅力的だったし、


私が彼女の不誠実な部分に

否定的な態度を示し

距離をおいたり

空気が悪くなったとしても

気にすることなく好意を持って

尽くしてくれるところがあった。


表面的に上手くいっているように

見えても対人関係が苦手だった

私にとって、

人に媚びずに自分を貫く姿勢、

相手の態度を気にしないで

左右されずに好きを貫く姿勢が

一緒にいて心地よく楽だった。


なにより、家に帰っても誰もいない

寂しさを埋めてくれる存在だった。


自分に都合の良い部分だけを切り取って

付き合い続け、相手の嫌なところは

消化しきれずにここまで来てしまった。


そんなずるい自分にさよならを

することになったのは海外に来てから。

パラダイムシフトが起きて、

すべて自分が原因だったことに気付き

人間関係をすべて断捨離した。


LINEを削除し、電話番号も変えた。


真っ先に繋がったのは彼女。

実家に電話をしてまで連絡をしてきた。


その時に、

この人がどんな人であっても

一生大事にしようって思った。



それと並行して自分の気持ちに

正直になればなるほど感じる違和感に

前とは同じ関係ではいられないことを

突きつけられる。


久しぶりに来るメッセージから

繰り広げられるのはいつも自分の話だけ。

何枚もの動画、写真を貼り付けて。

見て、見て、見て、アピール…

付き合うまで永遠と。


お互いにやるならまだわかるけど、

私が自分のことを送ったとしても

一言二言の返事をしたら

全部全部全部自分の話に持っていく。


自分が変わってしまったのか、

相手が前よりどぎつくなってるのか、


ギブアップ。



長い付き合いの中で、

嫌なことを嫌だからやめてほしいって

言ったこともあるけど直さないし、


相手と同じような行動をとってみたけど、

より不調和になって効果なし。(笑)


やれることはやってきた。


いいところも悪いところも

お互いあったからおあいこ。


今までの関係性を

手放すときだ。



母にしかり、この友だちにしかり、

一番近い人とうまくやっていけないのは

非常に残念に思う。


だけど複数の人に感じてるから、

自分が築き上げてきた関係なんだと

受け入れざるおえないし、

彼女は人に嫌われながらも

正直に生きてたけど、

私は正直に生きてなかった。


“まぢごめん。”


結局、自分が変わることなんだよって

一番近くにいる人が教えてくれてる。


きっと関係性が変わることが

怖かったのは私の方なんだ。



たとえ物理的な距離感が

遠くなったとしても


縁を切るわけでもなく
嫌いになるわけでもなく

私が私のまま
彼女が彼女のまま
絆を大事にしていきたい。