約1年間だけ通った保育園の最終日。


終わって蘇る記憶に浸ってる。


家族全員が成長させてもらった。



息子が一才半の時、

1人で面倒見るのは

きついと思い始めた。


ちょうどそんな時に

入れたんだっけ。


同時に、産まれてから一年半

コロナでほとんど人と過ごせない

時間を過ごした後だったから、

すごくありがたかった。



そんな有難い気持ちが

最初だけになってしまったのは、


海外の道理もわからないのに

子育ては自分の責任として、

言語もままならないまま

不安定な気持ちのまま

保育園の送迎をやろうとして

大コケしたからだ。


結局どこいっても

人間関係が始まることを思い出した。


習得してない言語で頑張ろうとして

自分の立場の弱さを痛感した。


話しかけてくるママに

反応ができない。


先生の伝えてくれる報告が

理解しきれない。


海外移住してから、

人との距離を長くとったツケが回って

愛想笑いや世間話することも厭になってた。


コミュニケーションが浅いと

不始末を見つけるたび

息子を大事にしてくれてるのか

という疑いもあった。


辛かった。。。


1年前はそんなところから

始まったんだった。



お陰様で、自分の本音に向き合えた。


送迎のすべてをやめて、

子育ては夫に任せて、

言語の勉強もせず

半年くらい休憩した。


“何もしない”半年を過ごして

役割も責務もなかったことを知る。

側でどんどん成長する息子を見て

やる気を取り戻していった。


回復したこの半年は

言語はフルスピードで吸収でき

対人関係の不安定さはありながらも

人とは平常心で関われる状態までになり、

精神安定の重要さを思い知った。



ひとつのピリオドが終わる時

やっとで思い出す成長と感謝。


始まりと終わりを何度も繰り返しては

いつまでも今が続くという幻想を見る。


でも必ず終わりが来る。


そう遠くない日に訪れる

両親との関係のピリオド。


きっと、

ネガティブに思えることこそ

成長と感謝の塊なんだ。


そろそろ

両親との最終章の物語を紡ぎ始めよう。