境界性パーソナリティ障害の特徴で
私が一番共感した説明がある。
それは“スプリット(分裂)”という名の症状。
人は成長段階で自分の良いところと悪いところが一体化していくが、境界性パーソナリティ障害の人は一体化できずに成長しているため、両極端な自分像が存在し、人に対しての評価が一定にならない。(人に受け入れらたと感じるときは良い子の自分が発動、否定されたと感じるときは悪い子の自分が発動)
“やっと見つけた”
長年抱える対人関係のストレスに納得した。
ずっと探してた言葉の表現だった。
今まで
“親” ”親友” ”恩人” ”恋人”
すべての近しい存在にも
持続的に好きという感覚を
持ったことがない。
大好きな日があるし、
大嫌いな日がある。
だから対人関係が常に不安定になる。
相手を嫌なときは
すぐに態度にでて、距離を取り始める。
よく考えてみりゃ昔から
嫌な人を排除していくために、
メアド変更、電話番号変更はよくしてた。
もれなくLINEの削除もした。
それで失った人も多いけど、
それでも縁がある人には感謝しかない。
(それでも好きで居続けられないことが辛い)
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昔はこの好き嫌いの波が激しすぎて
長く続いた恋愛なんてない。
(最後の彼氏と夫は除く)
“親友って何”ってのが本音。
精神、経済、夢をサポートしてくれる
夫すら手放そうとする有り様。
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診断は受けないことにしたけど、
夫に境界性パーソナリティ障害の話を
持ち掛けられたことはよかった。
なんでこんなことになるんだろう?って
今でも続いている対人関係に対する
ストレスの原因を突き止められた
気がしている。
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出産する前よりはるかに
精神が安定したことは
初めて息子のことを常に好きだと
という感覚を持てたことだと思う。
息子に対してもいつか
嫌いという感情を持つ日が来てしまうのか
少しの不安と揺るぎない愛を感じながら
そんな日が来たとしても、
いい大人ぶらず、いい親ぶらず、
未熟な自分のことをちゃんと伝えて
一緒に成長したい。