こんにちは!《mami.craft》です
スタンプの加工手法のひとつ、『ヒートエンボス』ってご存知ですか?
例えばこちらの作品
白いハートのペーパーにゴールドで文字が書かれていますが、
これが『ヒートエンボス加工』をしたものです
写真ではわかりづらいかもしれませんが、見ると文字の部分がぷっくり盛り上がっています
そして実際に触ってみると、凸凹しています
ヒートエンボス加工は、専用のスタンプインクでスタンプした後、
乾かないうちにエンボスパウダーをふりかけ、余分なパウダーを落とします
そして、熱を加えるとパウダーが溶け、その部分が盛り上がって凸凹になります
ただ、ここで問題があります
このエンボスパウダー、静電気が天敵なんです
静電気によって、専用インクでスタンプしたところ以外にもパウダーがくっついてしまいます
その場合、筆などで撫でてパウダーを落とすのですが、どうしても落としきれないことがあります
そんな時、『静電気除去ツール』が役に立ちます
これが『静電気除去ツール』です
(Stampin’ Up!より画像をお借りしました)
スタンピンアップでは、『エンボスバディー』という名前で販売されていましたが、
スタンピンアップが日本撤退した今、手に入れたくてもクラフト専門店くらいしか置いていなくて、
手に入りづらい..
なので…
自作してみました
用意するのは、セリアで購入した『スポンジ付パウダーポット』と、
ドラッグストアなどで買える『ベビーパウダー(シッカロール)』
これを、詰め替えるだけです
完成
使い心地を試すために、濃い色のペーパーにホワイトのエンボスパウダーを使ってみました
スタンプの柄はあえて細かいものをチョイス
ペーパーに静電気除去剤をポンポンしてのばし、
いつも通り、スタンプを押す
エンボスパウダーを振りかけて余分なパウダーを落とすと…
スタンプを押したところ以外にパウダーが付いていない
エンボスヒーターで熱を加えると...
とっても綺麗にエンボス加工することができました
他にも何回か試してみましたが、うまくいきました
この方法だと、持つ手が粉まみれになることもなく、保管も楽、手軽に手に入る、
あと吸い込んでもベビーパウダーだから多分身体に害はないと思うので、なかなか便利かなあと思います
色を塗って、こんなミニカードに仕立ててみました
他にも、色違いを作ってみたり
ちょっと雰囲気を変えて、このようなカードも
しばらくこれで使っていきたいです