ヘルシンキ乗り換えでドイツのフランクフルトに向かいます。
なので、EUへの入国審査はヘルシンキで行われます。
入国審査はそれほど混みあっておらず、
どんどん先に進み自分の番に。
荷物やジャケットをコンベアーに乗せてX線に通し、更にウサギがいる旨を伝えました。
「じゃあ、うさぎを出してキャリーだけコンベアに乗せて。」
でた・・・。私の超難関ポイント。。。
ちぇびを抱っこ・・・。
う・・・。
この日のためにうさぎ病院でコツを聞いて、首根っこつかむ戦法をとろうかと考えましたが、
ちょっと駄々をこねてみました。
「暴れちゃうから、ここで抱っこするのは危険かも・・!?」
荷物検査のお姉さんは、
「Oh・・・・そうなのね。」と言い、同僚さんに相談。
「じゃあ、ちょっと別室まで付いていて」と言って、私とちぇびを50m先のカーテンに区切られた小部屋に連れて行ってくれました。
そこで、外に出してと言われたので、
このために持参したサンコーのハードキャリーを組み立て、
せーの、でちぇびを移し替える、私。
まさに一瞬芸です(笑)
ちぇびさん、何が起こってるか全く理解しておらず、されるがまま。
その間に、職員のお姉さんはちぇびが入っていたソフトキャリーをX線に通して、
「問題なかったよ」と帰ってきました。
そして私は再びちぇびをそのソフトキャリーに一瞬芸で戻します。
お姉さんも、私も安堵の「ほっ。」
「思ったより大丈夫だったね。」と言ってくれました。
更に大荷物の私にトローリーを探してくれましたが、どうやら近くに無く、
重い荷物を抱えて入国審査(機械による無人のやつ)を通り、無事フランクフルト行のカウンターに到着しました。
ヘルシンキ→フランクフルト便も一番後ろの席(窓際)です。
隣にフィン人カップルが座っていて、
ちぇびを見るなり、「おーーーー!カニデスネ!」と日本語で。
へ??カニ??
どうやらフィンランド語でうさぎは「カニ」というようです。
ちぇびがいると、周りの方とのコミュニケーションも進みますね。
一人だったら一言も発さずで14時間過ごしたかもしれません。。。
そして、2時間ほどのフライトでようやくドイツ・フランクフルトに到着したのでした。
(そして、まだまだつづく)
