ブルキナファソにはストリートチルドレンがたくさんいる。

 旅行者は目立つから、子供達のほうからも寄ってくる。

 一番いたたまれないのは、レストランで食事していて、(と言っても豪華なレストランではなく、地元の方も行くような大衆食堂)遠目にじーーーっとこちらを見られるているとき。

 向こうの食事は油っこくて量も多いから、どうしても残したいときがあるのだが、、、
じーーーっと、、。

 現地の友人は、
「彼らに決して食べ物やお金をあげてはいけないよ」
というのだ。

 一人を助けても、
あなたは全員を助けられない。

 そうなのだ。
そのとおり。
私なんかが気まぐれで、かわいそう、と、施しをしても、ブルキナファソのすべてのストリートチルドレンに渡せる分の、財力なんてないのだ。


 でもいたたまれなかった。
もどかしかった。

この時ほど、社会のしくみを呪ったときはなかった。


 日本にいたら、私だって、裕福なほうではないと思う。
しかし、今日食べるものに困ってはいないし、屋根付きの家があって、暖かい布団で眠れる。

 恵まれているほうなのだ。


少しだけ我慢しても、みんなに行き渡るほうがいい。
格差社会が、本当になくなってほしい。

そしてその社会の一員は、私なのだ。