ブルキナファソの英雄と言えば、
トーマス・サンカラ。
いや、ブルキナファソのみならず、アフリカ人なら誰もが知っているであろう、
アフリカのチェゲバラ、とも言われているこの方。
ブルキナファソで、熱意のある青年と、政治の話になれば、必ずこの人の名前が出るのだ。
残念ながら日本での知名度はほとんどなく、私もお恥ずかしながらブルキナファソに行くまで知らなかった。
トーマス・サンカラはブルキナファソの5代大統領。
大統領就任中は、革命的な理念で、教育と社会保障制度、砂漠の緑化事業など、貧困から脱却しようと政策を行っていた。
また、当時のアフリカでは珍しく、一夫多妻制を禁止し、避妊を奨励したそうだ。
しかし残念ながら、37歳の若さでこの世を去ってしまう。
友人であり、片腕的な存在のコンパオレ氏に、暗殺されてしまう。
(本人は否定している)
なんとその後コンパオレ氏の大統領就任は、27年間も続くのだ!
私がブルキナファソに滞在していたときも、「トーマス・サンカラが生きていたら、、」と口にする人が多くいた。
それだけ慕われていた大統領だったのだと思う。
2014年、コンパオレ氏は、市民デモによって失脚。
ついに大統領辞任を表明する。
昨年選挙が無事に行われ、新しい大統領が生まれた。
反政府デモは、数名の犠牲者は出てしまったが、比較的混乱少なく、平和的な終結に終わった。
本当に、ブルキナファソの人々は、温和で聡明な人が多い。
平和を愛する国なのだ。
サンカラの精神は、今も受け継がれている。