本のこといろいろ | mamicorin go go!!

本のこといろいろ



昨日吉祥寺に用事があったんだけど、お嬢のクラスのお母さんから日曜で暇なので遊びませんか、と連絡があって
買い物の予定があってね、と告げると、お母さんだけゆっくり買い物してきていいわよ~、ウチで遊ばせておきますから♪という
なんとも有り難いお言葉を頂き、お言葉に甘えてお嬢を向わせて一人でゆっくりと買い物に行って来れました。
買い物さ、子供いると本当にゆっくりと選べないから感謝しきり。

昨日発売された『commons & sense』も、吉祥寺の本屋にどれくらい置いてあるものなのかちょっくらリサーチ、とついでに本屋さん巡りもしたのだけど
ここ最近忙しさにかまけてあまり本を見ていなかったせいか
欲しい本が山のようになっていて、
おまけにイラスト関連の洋書のチェックも怠っていたせいで、沢山見た事無いイラストブックが出ていて、ザッと目を通したらどれもこれも自信喪失しそうなクオリティーの高い本ばかり。
好きな作家さんはちゃんとしっかり掲載されているし、知人の作家さんもちらほら……。
というか、やっぱりダメだなぁ、自分の作品にばかり目が向いていると、視野が本当に狭くなってしまうんだな、という反省が怒濤のように襲って来て
恥ずかしくなって帰って来ました。

洋書はちょっとお高いので、コツコツ収集してますが、すっかり店頭でチェック→自宅でアマゾン、の流れです。
今回もチェックした本がもれなく店頭価格より1000円~2000円以上安くポチッとしてしまった。

そういえば、掲載していただいた『commons & sense』の同じ号に、田名網敬一先生が掲載されていて、
私、この本用の作品を依頼された時に真っ先に頭に浮かんだのが田名網先生の作品で、テーマに添えるようにと、田名網先生の作品ばかり2週間見続けていたので
なんだか凄く嬉しかった、というか、自分的解釈が間違えてなかった、とちょっと震えてしまった。

そんな、自分が作品を描く上で、何より刺激になる本。ま、映画や画廊で見る絵も相当刺激になりますが、自宅に置いておけて好きな時に手に取って見る事が出来る本は、私の一番身近な刺激素材となってます。
今回そんな我が家の本を一部紹介してみたく思います。
中原淳一やミュシャ、ブライス、クリムトやピアズリーなどのメジャーどころはみなさんも大好きであろうと割愛するとして
別のものでお気に入りのものをほんの一部なのですがご紹介。

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画像内で何より一番リスペクトしているのが、もう私の作品といえば、まっさにき名前を挙げる方が多数、の『valentina』。もう10年以上前に購入した本なので黄色身が半分くらい抜けてしまっております。

画像下の黒い本はウイリアムクラインの写真集。とにかくこの監督の『ポリーマグー』のヴィジュアルは今だに私の作品の根底に根付いていると思います。

日本の作家さんで大好きな方も沢山いますが、この画像の中でちょっとした自慢なのが
左上の小さめの紫の本で、これは森本美由紀さんのバンドデシネで、ゲンズブールとバーキンの共演策『slogan』がリバイバル上映された際にパンフレットにオマケについてきたもの。
いまや16年前のものなので、もう手に入らないと思うと貴重だと思います。
岩田専太郎さんの作品も大好きで、今見てもモダンで溜め息が出ます。
岩田専太郎さんの本の上に載っているの本がセツモードの節さんの愛弟子、渡辺ゆみさんのファッションスタイルブック。
蛍光ピンクやグリーンで多色刷りされていて、これがすごく素敵です。ラフに描かれたスタイル画は決して「上手い」というジャンルではないのですが、オシャレでセンスのあるラインどりをみているとワクワクとしてしまいます。昭和43年発行の本。

あと、中身がお見せ出来なかったのですが『jackie』という右側にある女性の写真が表紙の本。
60年代をまとめた本って沢山あるのですがこちらは70年代のファッションイラストマガジンの編集本で、中には70年代に描かれたサイケ感満載のファッションイラストがいっぱい入っていて
とても好きな一冊です。

ほんの一部のご紹介でしたが、機会があったらもっとご紹介できたらと思っております☆
でもって、これまた大事に大事にとってある大量の映画パンフやチラシなんかの機会にご紹介出来たらと思っております♪

欲しい本が沢山ありすぎて果てのない旅のようで切なくなりますね。
でもって、みなさんのお勧めの本も是非教えて頂きたいです♪