名刺

今月末から来月いっぱい、展示が3つ予定されているということを考慮して
名刺を印刷しようと思いました。
今まではね、なんか名刺って作家の『顔』みたいなもんじゃないですか、
だからどうも一番新しい作品で作りたくなってしまう性分があって、
いちいちそこそこ気に入った作品が出来る度に名刺を作りなおしていたんですね、
それも自宅のプリンターで。
で、ここ最近、名刺をお渡しする機会がどうも増えまして、うっかりするととても重要な方と出会ったのに自宅プリント故ギリギリの枚数しか面倒で出力していなかったりで手持ちがなくお渡し出来なかったりすることがしばしありまして
さすがに展示3連チャンのことを考えて大量に印刷屋さんにお願いすることにしました。
せっかく刷るなら、ちょっと変わったのを作りたくなってしまい、
まず、金を入れたく思い、でもってそう思ったら蛍光色も使ってみたくなり、
金と蛍光色でシンプルなイラストを彩った作品をパパッと作り(残念ながらイマイチ描き込む時間はとれなく微妙な作品になっちゃったのだが)印刷屋さんに見積もりを出してもらったら
金と特色使ったらめっちゃ高い見積もりが返ってきまして、ええ、4社問い合わせて4社とも。
こりゃ、無謀だったかなと思ったのですが、諦めきれず、金を諦め、せめて蛍光色を安く印刷してくれないかな、と単色刷りで判を作って印刷してくれるところにあたることにし、同人誌系の印刷屋にあたってみたのですが
結局最終的に『レ◯ロ印刷』というオシャレ印刷屋さんで先日ポスターを刷った友人から見本などを見せてもらったのもあって、ここに至りました。
昨日届いて、
う~~~~~ん。。。ビミョウ~~~~~~~な感じの出来です。
蛍光色はバッチリ鮮やかに出て、他の色見も思い通りに出てたのですが、
判のズレ方がハンパない。
このズレが味になってオシャレなんです!と言われちゃそれまでなんだけど
トンボも付いててどうしてこんなにズレるんだ?というくらい
名刺なのに2mmもズレてるとこあって、若干完成度が低い。
厳密に判を重ねて欲しい人には不向きだったということでしょうか……。
おまけに発色は良いのですが、印刷は粗く、作品の鮮明さもかなり低い。
トーンで表現している部分は殆ど潰れてしまっていて、解像度350で納品した筈なのに
解像度72の作品のように見える……。
う~~~~~~ん……。
まぁ、恐ろしく安かったし、仕方が無いかぁ……。
名刺には不向きだった、ワタシのイラストのタッチには不向きだった、ということを勉強したのでありました、ブクブクブク~~~~。。。
でも多色刷りの蛍光色+金色使い、またどこかでリベンジしてみよう!と思った次第でございます。
名刺、配りまくったるわ。