たこ焼き | mamicorin go go!!

たこ焼き

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うちのお譲さんが一年程前から欲しい欲しい、と五月蝿かった『たこ焼き機』。
3500円くらいで安いんだけど、家電が増えるってのが気に入らなくて、どうにも購入を踏ん切れなかったんだよね。なるべくモノを増やしたく無いからさぁ。
でも沢山作っておいたら冷凍保存して小腹が空いた時とか作るのが面倒な時にお役立ちになるし、と
やっぱり購入を決意。
本日たこ焼きパーティーの夕食。

定番のタコ焼きだけだと飽きそうだし、と
「ハム&コーン」や「チーズちくわ」なども焼いてみました。
初めて扱うたこ焼き機、上手く出来るんかいな?と若干心配だったのですが
火力が弱くてなかなか仕上がりまで時間が掛かってイライラはしましたが
しっかり丸く周りはパリッと、中はジューシーにちゃんと出来ました~、なかなか美味しかったです。
冷凍用に30個程予備も作れてひと月に一度くらい活躍しそうな予感です♪

でもって、
たこ焼き、といえば思い出す。

2年くらい前かな、料理の仕事の方で、たこ焼きがテーマの時があったんですよ。
枝元なほみさんのレシピだったような気がするんだけど魚の干物をほぐして入れたり、ウィンナーとかをアメリカンドッグみたいにして入れたり、って変わりたこ焼きの特集でね、
実際そのとき私は別の料理を手がけていて、たこ焼きの担当になったのは編集部のアルバイトの子だったんだけど、
その時「このプレートを使って焼いてみてください」、と新品のたこ焼きプレートがキッチンにきていて、その子がプレートをセッティング、電気を入れてプレートを熱し、たこ焼きを焼き始めたんだけど
そのプレートからどんどんモクモクと変な煙が上がってきたんですよ。
でもって臭いも凄い化学的な悪臭が漂ってきて、
そのキッチンにいる一同が『何か、、、そのプレート、様子が変じゃない……?』と気がついて、
すぐさま皆でたこ焼きプレートを止めてバラしてみたら

なんと、プレートと電熱線の間に割れ物などをくるむビニールのクッションが1枚挟んだ状態でそのまま電気を入れて熱してしまってたんですよ。
新品のプレートだからそういったたぐいのものは当然入ってておかしくないわけで、
明らかにこちらのチェックミスなんですが
もう熱でドロドロに溶けた状態で煙も臭いも止まらず、
何よりその場に居る一同がその状態を一瞬観たところで
『ギャーーーーーーー!!!!!ダイオキシン!!!直ぐ換気してっっっっっ!!!!!』と悲鳴が上がった状態でして、
もうキッチンは或る意味修羅場のようになり、一同真っ青に……。
その後多少冷静さを取り戻した一同、そして確認がおろそかだったたこ焼き担当の子が
どろどろに溶けたビニールが付着して使用出来なくなってしまったホットプレートを何とか綺麗に使えるようにしないと、という使命によりガリガリと電熱線をこすり洗いしたものの、一度溶けて付着してしまったビニールはガチガチでもうどうにも電熱線から剥がれず、
その子は仕方が無いので再度熱を入れて再度ビニールを溶かし軍手で拭き取ります、と毒をもって毒を制す的な荒療治に出たんです。
延長コードでキッチンから電気を引いて、マスクをして野外でその悪夢のような作業をすることになり、
その煙吸ったら体に悪過ぎだからやらなくてもいいよ、と皆が止めても、自分の責任なんで、と
ピカピカの元通りになるまで頑張ってその作業をやり遂げておりました。
そして、作業の終わったその子が言った一言。

『凄いです……。周りに虫がいっぱい死んでるんです……』

皆さん、新品のホットプレートを使うときはくれぐれも注意してください。寿命を縮めることになるかもしれません。

そう。たこ焼き、といえばもうこの時のことを思い出さずにはいられないマミコリンです。。。

嗚呼、でもって明日はお料理バイトです……。