検査の結果如何に関わらず、再発予防の薬は、10年間服用が必要とか。


で、検査時以外に3ヶ月毎に処方箋を貰いに行く。


先日も処方箋を貰うだけの為に、京都から大阪まで

往復3時間。


いつもなら、採血、CT、X線、MRAなど次々と検査室を回るのだけれど


処方箋をもらう日は、診察室に入って1分でおしまい。


久しぶりに病院内のレストランで昼食をとった。


私は卵雑炊のセット。

主人は、エビフライやお肉のセット。

初めの頃より、メニューがどんどん増えている。


この病院、ここに引っ越して来る前は、成人病センターと言う名称で、建った時には、その当時の皇太子と美智子妃殿下が視察に来られた。


とにかく古く、食堂は薄暗い地下、メニューは、うどんやチャーハン、焼き魚定食程度しか無かった。


私が手術を受ける少し前に、新しく建ったこの場所に移転してきた。

その引っ越しの状況はTVでも紹介されていた。


手術も入院も嫌だったけれど、9階の個室は明るく、窓からは大阪城が見えた。

リクライニングのベッドも最新のもの、何もかも新品で、そう言う意味ではラッキーだったのかも。


もし再発しても、もう手術は嫌だと思っていたが


先日娘からショックな事を聞いた。


何度目かの手術の後、主治医から摘出した臓器を見せられた時に


次に再発したら手術は出来ないので、化学療法など手術以外で対応するしかないと言われたとか。


私には、そんな説明は一切無く、最後の手術後5年経って初めて知った。


娘は、当然主治医から私に説明があったものと思って、特に今まで言わなかったのだろうが。


改めて摘出された臓器の写真を見ると


こんなにたくさん摘出して、よく生きていられるなと。


主人も娘と一緒に居て、見て、説明も聞いたはずだけれど


主人は怖がりなので、ちゃんと見られなかったのだろうなと思う。


私も知りたいだろうと、写真を撮ってくれていた娘は、やはり冷静で頼りになると改めて思った。