高知県では桜の開花宣言が出されたとのことで、段々と春めいてきているのでしょうか?皆さまいかがお過ごしですか少し気が早いですが、お弁当を持ってお花見、いいですねぇなんて思ってしまいました日本の春、大好きです。
さて、そんな日本とは打って変わって暑い暑いバリ島ですが、ここ最近は涼しい日が続いていて、朝晩は長袖が必要な日もあるぐらいです。オフィスでも風邪を引いている人がチラホラ。自分も気をつけないと、ということで昨日は生姜とニンニクがガッツリ入った温かいスープでスタミナを充電
おかげさまで大変忙しく、風邪なんて引いてる場合じゃありません。
そうそう、体調管理といえばバリ島には面白い習慣があります。
一年に一度だけ、体と心を休める日があり、その日は食べることも働くことも電気や火を使うことも禁止され、外出すら許されないんだそうです。
それが、バリ島サカ暦の新年にあたる「ニュピ」です。
この日は 「悪霊が去るのを瞑想して待つ静寂の日」としてバリ島中が静寂に包まれ、一切の活動がストップします。そのニュピが、今年は3月23日、そう明後日なんですね。
こちらで働く前にバリ島に通い詰めていた僕は、一度ニュピを体験してみたいと思っていたもののなかなかタイミングが合わず、今回初めて体験できることになったんです。
ウブドに住んでいる友人の説明によると、
「体は24時間365日働いてる。だから一年に一日、休息が必要なんだ。その日は何も食べないし何も考えない。一日中瞑想するんだよ。そうすると、体は軽くなって頭はとてもクリアになるんだ。」
とのことです。
なるほど、確かにそんな一日があってもいいかもしれないですね
この制約は僕たち外国人にも適用されますので、会社はお休みとなります。
バリの人たちは田舎に帰る人が多いようですね。同僚の皆さんはホテルに泊まったり、ニュピの適用されない地域に移動したりとそれぞれ思い思いの過ごし方をするようですが、僕はせっかくなので自宅で静かに過ごそうと思います。何も食べないのは無理そうですが(笑)
ニュピの前日には、オゴオゴと呼ばれる悪霊を模した神輿のようなものが町中を駆け回ったりと、さまざまな儀式が行われるようで、来週のブログでは、そのオゴオゴも含めたニュピの様子をお届けしたいと思います。
それではまた