春は好きな季節なのだけれど、夜寒いのだけがネックだなと毎日感じております。
せっかくのお昼の陽射しには、生足で爽やかにいたくて。でも、夜はまだ冬の残り香を感じる程に寒いからタイツを履きたい。

春といえば、桜ですね。今年の東京も桜がたくさん咲き誇ってたよ。ふらりと散歩して、写真一杯撮っちゃったもの!
ツイッターに桜の写真たくさん載せまして。
でもね、実はツイッターにまだ載せてない写真があって。
…夜桜!

{B0F2E6F0-B486-49D5-AC2C-11DC99FFEB37:01}


これがさ、凄く綺麗でね、もこもこしてて可愛いのよ。見た時に色々感じたことがあったから、これでなんか久しぶりにお話でも書こう!と思ってさ、書いてみたよ。桜が散る前に書きたいと思って急いで書いてみたギリギリセーフ?もう散りかけですが…

ちなみにタイトルはないよ。タイトルつけるのが一番苦手。ブログのタイトルも毎回一番悩んでる。大体いつも中二感溢れてるタイトルにしてる。笑

そんなわけではじまりはじまり~。




「あ…綺麗。」
声の方向を見ると、君は顔を上げていた。視線を追えば、そこには満開の桜が夜の暗闇に負けじと力強く咲いていた。
「…まるで、雪が積もってるみたいだ。」
見た瞬間、感じたことをすっと口にしていた。
闇に映える桜は、木の枝に降り積もる雪と見間違える程に彩度を上げている。
「ねぇ折角だから、少し見ていかない?」
提案する君に僕は頷くと、近くの自販機に向かって、温かい飲み物を二人分買いに行く。
何を買うか選びながら僕は、桜の一房一房が雪の塊みたいで、もこもこ雪みたいだなぁ。
と思った。けれど、急にこんな事を言ったら、君に笑われてしまいそうだから、僕の中だけに仕舞っておくことにした。
「はい。紅茶で大丈夫かな?寒くなったら言って。すぐにちゃんと家まで送って行くからさ。」
「ありがとう。大丈夫、私も見ていたいから。」
君は紅茶を受け取って、桜を見上げた。
「私はね、この桜を見て、綿あめみたいだなって思ったの。」
「ははっ、食べたらきっと桜味の綿あめなんだろうね!」
急に何を言うんだと(そんな君でも勿論、可愛い。)吹き出し気味に僕は返した。
人の受け取り方は様々だな、と思っていたら、キラキラした笑顔で君は言う。
「ね、とっても美味しそう!もこもこしててさっ!」
その瞬間、僕は飲んでいた紅茶を吹き出しそうになったけれど、なんとか飲み込こんで少し咽せた。
「だ、大丈夫!?」
君は慌てて僕を見る。咽せ終わって、落ち着いた僕は笑いが込み上げてきて、けらけら笑う。だって君も、もこもこだなんて、まさか言うとは露程も思わなかったから。ひょんな観点が一緒な瞬間を感じると親近感が湧いて愛しさを感じる。まだ出会ったばかりの僕たちだけれど、もっと近付きたい、そう感じた。
「えっ!?私…なんか変なこと言った?」
「ううん、違うんだ、なんでもない。ただ楽しいなって思って!」
笑いながら続けて、「また、来年も一緒に見れたらいいな」なんて言おうとしたけれど、まだ僕たちの関係には、ハードルが高くて未来のことなんて伝えられそうにない。
でも君と少し仲良くなれた気がした夜。
もこもこ桜さんありがとう。



可愛いお話でしょ?笑
ちょっと恥ずかしいもん。
でもさ、もこもこしてて、最初見たとき雪みたい~って思って、その後綿あめみたいだな、とも思ったの。
それを伝えたくて、物語にしてみたよ。
タイトルつけるなら、『もこもこ桜』かな…。
書きながら、可愛すぎか!ってツッコんじゃったよ今。

まぁ何にせよ、夜桜って神秘的だね、なんだか。


はてさて、
最近、新しい曲の歌詞を書きましてね。
前回に比べたら、随分可愛いさはない歌詞になりましたが、楽しみにしてて欲しいなと思います。こっちでもタイトルに凄い苦戦してて、タイトルまだつけれてない…。

ここで、今までの曲ダウンロードできるから、よろしくね!





良かったら聴いてね~♪


そんな感じ!

またね(最近の私の宇多田さんブームは、FINAL DISTANCEは勿論大好きなの前提で、DISTANCEの方に今はハマってよく聴いてます☆)