9月1日~9月17日までの出来事。⑤ | translate dreams into reality

9月1日~9月17日までの出来事。⑤

9月11日は、タイ人のPloyの誕生日パーチー。

ぴちぴちの19歳になったプロイ。ノリもぴちぴち、肌もぴちぴち、全てがぴちぴち。

すっかりヨボヨボのウチは、少し遠巻きにみんなを見てた。

みんな笑っとった。

みんな誰かの存在に助けられて、あるいは支えられて、今この瞬間を笑って過ごせているんだ。

と漠然と思った。

人ってビーズみたいだなって思った。
1粒1粒じゃ、目立たないし光らない。映えないし見落としてしまう。かもしれない。
でも糸を通していっぱい集めることで、1つのモノが出来上がって
1つの特徴が生まれて、形ができる。ね。
でも良く見たら、全部それぞれ色や大きさがまばらだったり。
それがまた完璧じゃないから逆に素敵だったり。

そして、糸は心だなーと。
誰かと誰かの心が通じたら、糸が通っていくのかもしれない。
みんなそれぞれいろんな糸が通ってるから、またとして同じ光方をする人がいなくて。またそれが素敵。

今、この瞬間を皆と過ごせている事に幸せを感じる。と思った。1つの事を、みんなで分け合える喜びと幸せ。

みなの存在が私を強くしてくれるんだなって思ったさ。

そしてさらに、最近思う。

留学前は、自分はできるんだっていうゆるぎない確固たる自信が欲しかった。
自信のなさから来る「ないものねだり」。
でも、そんなものよりももっと素敵なモノがあるんだと
分かった気がする。

「仲間」

助け合ったり励ましあったりできる、心からの仲間。
「私には信頼できる仲間が居るから、信頼できるあの人がいるから大丈夫だ」っていう自信。これって、すごいことやと思う。
人間関係って相手があってこそ成り立つものやん。
相手も自分を信頼してるって確信できるほどの絆やで。
1人よがりな自信より何倍もこっちの自信のほうが欲しい。


パーチーでは、ウォッカを飲みながら合間合間にそんな事を熟考した。8割以上はみんなといっぱい笑っとったけど。

家に帰ると、ジーンがTVを見てた。なぜか「ありがとう」と言いたくなった。
自分を受け入れてくれるっていう心と気持ち。
ジーンだけじゃなくって、私の周りの人達みんなに「ありがとう」って言いたくてしょうがなくなった。

きっと私の笑顔はみんながいてくれるから絶えることがないんだと思った。涙も、怒りも、全部全部、誰かが居てくれるから湧いてくるんだって思った。

部屋の片づけをしながら、日本で待ってくれてる大切な人達を想った。
逢いたくてしょうがなくて悲しくなったり、逆に待っていてくれてるんだからって励みになったり。

そして逆に、想ってくれたり願ってくれたり、見守ってくれたり。

こんな私が大きな事を言える立場じゃないけど、
人は、人によって生かされてるんだなー。って思わざるをえないよね。考えるたびその答えに行き着くから。

人とつながってるってなんて素敵なんだろう。ね。
そして、不思議だなー。と。

ヨセミテまでは心細い日が続いたから、余計にそう思う。のかも。