スーパースター by椎名林檎
「未来は不知顔(しらんかお)さ、自分で造っていく。」
多分あなたはそう云うと 判っているのに
ほんのちょっとざわめいた朝に 声を無くすの
私はあなたの強く光る眼 思い出すけれど
もしも逢えたとして 喜べないよ
か弱い今日の私では これでは未だ、厭だ
「答えは無限大さ、自分で造っていく。」
枯れ行く葉が相変わらず 地面を護っている
そんな大地蹴って歩いては 声を探すの
私はあなたの 孤独に立つ意思を思い出すたびに
泪を堪えて震えているよ 拙い今日の私でも
明日はあなたを燃やす炎に 向き合うこころが欲しいよ
もしも逢えたときは誇れるように
テレビの中のあなた 私のスーパースター