お砂場事件in保育園 | translate dreams into reality

お砂場事件in保育園

2年前、朝のお遊び時間での出来事。園庭では1歳児~5歳児の子ども達が


元気に遊んでいました。そうしたら、砂場から「しぇんしぇー(先生)!うんちぃぃ!」


と大きな声が(:゜д゜:)声で「担当してる園児や」って分かったウチは、暗黙の了解で


声のする所までダーーーッシュ(>_<)やっとの思いでたどり着いたら、その子は


ウチを見上げてニヤっと笑った( ̄▽ ̄:)こりゃ失敗しちゃったのね。


と思い込んだのですが、まだ「まみしぇんしぇうんちぃぃ」と楽しそうに言うので


不思議に思って、その子の手元をみたら…なんと!!


土で「うんち」を作っていたのでした。とはいえ1歳児の作品だから、


どうみてもぐっちゃぐちゃの土の山。でもなんて斬新な発想(:゜д゜:)と感動。


で、おもわず「1歳児に『うんちは汚いものとされているのよ』と教えても


分かるわけがない。それならこの子の感性に共感してあげよう!」と決断。


2月の寒空の中腕まくりをして、「ありさんのうんち」「ばったさんのうんち」など


いろーーーんな動物のを、想像しながら一緒に作った。いつのまにか他の園児も


砂場に来てて、みんなでいっぱい作った(笑)なぜか園長も途中から参加した。


1歳児~5歳児の有志の子ども達で最後は「地球のうんち」を制作。(←大人は


なかなか思い浮かばないよねー。)ふと時計を見たらお片づけ10分前


ある事を思いついたウチは、園長先生に許可をもらって、何個ものバケツに


ホースで水を入れて4&5歳児達に砂場まで運んでもらった。そして


「おトイレにうんちした後はみんなどうするー?そうだねー流すよねー」と言う


オイシイトコ取りの園長先生の言葉を合図に、「ジャー!!」と言いながら


みんなで砂場に水を流しましたw そうです、砂場をトイレに見立てたんです。


でも、うんち制作を最後には日常生活のマナー学習につなげる事ができて


しかもそれを遊びの中で伝えられたので保育士一同大満足w 


でね、その日から1歳児のトイレトレーニングがスムーズになったねん!!


トイレに行きたがらなかった子ども達が、先生の手をひっぱって行くように


今日、電車の中で幼児がお母さんに「うんち!」と言っていたのを聞いて


思い出しました。あれからもう2年たつんだなー。