金しまっ!も技術的に自立したいと思う


野球親爺~~


自立って感覚・・・


~~~以下縦先生より~~~


“自立”…


最近の中高生のチームスポーツで結果を出しているチームの共通の特徴は


『選手が“自立”している』


というところにあります。






結局、プレーするのは選手です。


その瞬間瞬間に判断をして、行動を起こすのは彼らなんですよね。


試合中にベンチから言われて動くようでは遅いですよね。


それまでの準備として、練習や練習試合から自分たちの戦い方を確立しておくわけ
です。


ですから『こういう時はこうする』という意思の疎通が


チームとして図れていれば慌てたりすることもありませんね。


こうやって、試合の中で選手たちが主導権を握っているチームは強いですね。







では、ここから私の専門分野である『技術』に関する“自立”に考えてみます。


技術的に“自立”しているというのは


『自分自身で良い悪いの判断ができて、修正ができる能力を持っていること』。






特に野球で言えば、、、


質の良い打球、或いは投球になっているかを感じることができて、


問題があれば、修正できるということになります。


この質の良し悪しを感じるのは『指先』です。


ですから、まず必要なのは


インパクト・リリースを感じる『指先』の感覚なんです。


これがなければ、何もはじまりません。






身体の使い方や動きを教えてあげたとしても、その良し悪しが判断できなければ何
もなりません。


だって、良いか悪いかが本人がわからないんですからね。


しかも、自分では自分の姿は見えないですから


結果が伴うかもわからない形だけを残していくことは難しいですよね。






逆にいうと、インパクト・リリースの感覚がわかってくると、それを追い求めてい
くことができます。


形は自分では見えないので残りにくいですが


感覚って、自分の中にあるものですから残るんですよね。


ですから、自分で練習しながら『ああじゃないか、こうじゃないか』と考え始める
んです。


これが蓄積されていくと、どんどん『自分』というものが確立されていきます。


そうすると、試合の中でも自分たちで修正するようになるんです。


一球投げた毎、一球打った毎、一イニング毎、一打席毎。


悪いなりにもまとめたり、後半から一気にまくったりと一試合の中でも動きがでて
きます。






形ばかり教え込んでしまうとどんどん“自主性”が失われていきます。


言われたことしかできない選手は魅力がありません。


感覚を磨いていくことで選手は“自立”していくんです。


そういう志向の指導者の方や選手が増えていくように私も発信を続けます。


Make Your Road ! !