縦振り先生の甲子園所感を投稿します。



金しまっ!は中学野球東北大会の初日2試合



全中の準々決勝2試合



準決勝1試合を見てきました!!



先生も言われてますが,打てなきゃ勝てない!が私も感じたところ・・・・



交流のあった秀光中が敗れた一戦


1対0で迎えた最終回表


久慈中4番が打った打球は,レフトを破りレフトフェンスへ転がり


ランニングホームラン!


その後も打線が繋がり逆転!


全中を優勝した学文中学


準々決勝4対0ビハインドで迎えた最終回!


連打連打で同点!


その後延長戦で勝利!


守備が良い


バッテリーが良い


は第一条件!(どのチームも良い)


市大会くらいは,守備力でも勝てるかも・・・


相手がミスしてくれるので・・・・


しかし



最後の勝負は,ツーアウトから連打で何点取れるか!!


そう感じたわけです。。。。。


しからば・・・・学童をコーチする私は何をすれば良いのか?


負けず嫌いの選手の育成!=努力できる選手の育成!


野球が楽しくて仕方がない選手!の育成!


自ら上達したいと思う選手の育成!!


中学校で野球を続ければ新たな指導者に出会えます!!


最低でも,打つのが楽しい!捕るのが楽しい!投げるのが楽しい!


そんな野球小僧を中学野球小僧に送り出したい!


いつかは,高校球児へ!!



~~~~以下先生のブログより~~~~




“甲子園所感”・・・




決勝戦を観戦しながら、今年の“甲子園所感”を書いてみます。








歴代過去最高のホームラン数にも反映されていますが




まず一番印象に残るのは、バッティングですね。




とにかく、バッティングが強いチームが多かったです。




ベスト8に残ったチームはどのチームも良かったです。








そこで特に感じたのは『長打数』の必要性ですね。




「安打数」よりも『長打数』ですね。




いくら単打を重ねてもビックイニングにはなりません。




走者をためてからの長打が効くわけです。




2アウトからでも長打があれば、得点できますしね。




最後は打てなきゃ勝てない。




これが今の高校野球の時流です。








次は投手について。




リリースの高くて、角度のある“縦振り系投手”はいなかったですが




ボールの回転数多い、コントロールの良い投手が勝ち上がりましたね。




バッティングの強いチームが多かっただけに




力任せに抑えようとする‘横振り系投手’は打ち込まれましたね。








変化球の流行としては、、、




昨夏はチェンジアップでしたが、今年は縦カーブ、縦スライダーでした。




やはり‘横振り’してくる打者に対しては縦の変化は有効です。




“縦”と‘横’の軌道は合いにくいですからね。




カウントを取りにいくのも“縦”の変化であれば




あまり厳しいコースを狙う必要もありませんから使いやすいです。




コースよりは軌道を打者にみせるのが“縦”の変化球です。




それに“縦”の変化球には回転数が必要です。




ということは指にかかる感覚があるってことになります。




ですから、必然的にコントロールも良くなるわけです。




この辺りが今の高校野球の時流ですね。








おまけとして、走塁とカバーリングについて。




駒大苫小牧高校が全国制覇をした以降から、標準的になっていきましたね。




これは見た目でわかりやすいですから、マネすることができるんです。




各学校によってバッティング、ピッチングも特徴がでますが




これってマネすることはなかなか難しいですよね。




技術って、そういうものです。









ここにきて、打撃だけに力を入れてきたチームが




走塁、カバーリングにも力を入れるようになってきました。




ですから、ここではあまり差がつかなくなってきましたね。




むしろ、逆に打撃が強かったチームの攻撃力がさらに増した気がします。




まさに決勝戦がそんな戦いですよね。








今年の甲子園でもいろいろな発見がありました。




やりようによっては、全国どのチームにもチャンスがあると感じました。




どこに価値をおくかによって、大きく左右されるものです。




絶対にイケると思っている方は大丈夫です。




必ずその時がきます。



Make Your Road!!