午前中は晴れ間が見えたものの午後から日が陰りグンと気温が下がった都会の僻地。
お夕飯の支度をすべく台所に立ったオンバサンはふと豚汁が食べたいと思ってしまいました。
有り合わせの材料で具材は何とかなったのですが、いざお味噌を入れようと思ったらお味噌がほんの少ししか残っていない
実は我が家、唯一御御御付を作るのは旦さんの仕事なのですが、旦さんがお味噌が残り少ないことを教えてくれなかった
とは言えそこは百戦錬磨(?)のオンバサン、僅かなお味噌をこそぎ出し、味の足りないところは麺つゆで誤魔化して豚汁ともけんちん汁とも言えないような代物に仕立て上げました
旦さんが美味しいと言ってくれたから好いのです
基本的には薄味です。
両親とも九州出身ですので、子供の頃から薄味で育ちましたから、真っ黒なお汁のお饂飩とかお醤油を掛けたお漬物など苦手です。
けれど、お稲荷さんは味が濃い目の方が美味しいと感じます。
母もそうでしたが、長年東京住まいが続くと気付かぬうちに東京の味に慣れてしまうのですね。
四十年ほど前、母と博多のお饂飩が食べられるお店に入りお稲荷さんを食べた時、色白お汁のお饂飩には感激しましたが、お稲荷さんは何となく味が物足りなかった母娘です
あとニシン蕎麦のニシンもしっかりと味が付いている方が美味しく感じます。
お蕎麦が食べられなくなったので長らく食していませんが、ニシンてお蕎麦には合うけれど、ニシン饂飩はイマイチなのが不思議です。
なんて書いていたらニシン蕎麦が食べたくなってしまった