愛されている証拠 | 真美のブログ

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介護の話を書いていた筈が母の死と共に介護から話題はそれ、母から託されたコーラスの話や気分転換に始めた声楽レッスンの事その他諸々徒然なるままに書いています。気まぐれな内容ですのでどうぞご容赦を<m(__)m>

娘が小さい頃、我が家の洗面室は娘の絵が並んでいました。
と言っても学校で書いてきたような作品ではありません。

広告や反古の裏に書いた、所謂お絵描きです。
切っ掛けは〝水蒸気君〟なる一連の顔を、1枚の紙に幾つも描いてあるのがとても表情豊かで面白かったから。
以来洗面所の一角は娘のお絵描きの展示場所となりました。

小学校3年生の孫、最近お絵描きに凝っています。我が家に来ると、お友達から頂いた長葱とアスパラガスのボールペンを取っ替え引っ替えして、何やら一生懸命に描いています。

それを見て、ふと昔の娘の画廊を思い出し、私の寝室のドアに、ひっつき君で貼り付けてみました。

女の子と違い男の子の絵は豪快。あっと言う間にドア半分が紙だらけ。

このドアが満杯になったら向かいの洗面室のドアやトイレのドアがあります。

きちんとした部屋を好まれる方には、こんな光景は雑然として、落ち着かないかも知れません。
けれど、子供時代などホンの一時のこと。
こんな思い出があっても好いのではないかと、私は思っています。

鬱病の父親の捌け口になり、何時も忍耐を強いられているたった8歳の男の子。
自分は愛されていると言うことを、こんなことで感じ取って貰えれば本望です。