辻村深月さんの小説です。

「子どもを、返してほしいんです」

親子三人で穏やかに暮らす栗原家に、ある朝かかってきた1本の電話。

電話口の女が口にした「片倉ひかり」は、だが、確かに息子の産みの母の名だった。

子を産めなかった者、
子を手放さなければならなかった者、
両者の葛藤と人生を丹念に描いた、感動巨編。


数年前に、ドラマもやっていたみたいだが、
ちょっと重たいなぁと、観ていなかった😓

いつもだとそんな読み方をしないのだが、
パラパラとランダムに読んでからの、じっくり読み😅

辻村さん、大好きで、
若者が主人公の小説が多いんだけど
不妊治療や特別養子縁組などについて、しっかり描かれており、
また、14歳で出産した少女と、その家族の葛藤など、読みごたえのある小説でした。