何回も観てますが、私は原作が先なので、原作からして中学生に見えない住田と茶沢

さんだったので、多少ムリはあるけど小柄な染谷将太さんと二階堂ふみさんの方がまだ中学生の設定で見れました。

 

この若いふたりの体を張った全力の演技力に惹き込まれ、何度観ても惹き込まれるのです。

 

そして、原作は住田は自死するのですが、私はこれが辛くて辛くて、

たった15才で死を選んで欲しくなかった私の中のモヤモヤを映画版は解消してくれました。

 

映画版では住田は自死せず、茶沢さんと共に自分にエールを送りますが、それは東日本大震災の被災者の方々に向けたエールだと受け取れました。

 

推測ですが、東日本大震災の関係で結末を変えたんじゃないかと思ってますが、

私は住田が生きてる結末を私の中の「ヒミズ」にしました。

 

それと、住田と同級生は原作では複数人いますが、それがまとめておっさん(夜野とか)になったのは、本物の中学生を使ったら染谷さんと二階堂さんが中学生に見えなくなるからだとも推測してます。