昭和21年

奥原なつは、

両親を空襲で亡くし、兄や妹とも

別れて、北海道の柴田家に引き取られました。

戦争中、柴田さんのお父さんが

なつのお父さんから言付かった手紙を、なつとお兄さんのいた孤児いんに、渡しに来たのがきっかけで

なつだけ、北海道に連れて行く事になったのでした。

後に、アニメーションを手掛けるようになる、なつが主人公の

「なつぞら」というドラマの

お話です。

なつは、牛の世話のお手伝いを

一生懸命しました。

2年も、お父さんに会えなかった柴田家の3人の子ども達は、複雑な気持ちでした。

家族に馴染むのには、時間がかかりました。


その頃、「ブギウギ」

鈴子は、赤ちゃんの愛子を

育てながら、

「東京ブギウギ」や「ジャングルブギ」を、ヒットさせました。


昭和24年1月1日家庭裁判所が

ついに、出来ました。

寅子は、

東京家庭裁判所判事補

最高裁判所家庭局事務官

になり、

戦争で親を亡くした子どものために、奮闘していました。


同じ頃の

3人の主人公は、

全然関係しなかったかもしれないし、

何か見えない、影響があったかもしれないな。と思ったりしました。