森沢明夫さんの

「癒し屋キリコの約束」

を、読みました。


純喫茶「昭和堂」の店主、霧子は、

ちょっとぐうたらで、

奇想天外なところがあるので、始めは、

癒しを与えるようには、見えませんでした。


でも、時々、とても深い言葉を

言うのです。


私が印象に残った言葉は、これです。


「ありがとうって言葉はさ、

表の意味では感謝を表しているけど、裏側のもっと本質的な部分にはさらに大きな意味が隠れているんだよ。」


「え、どんな?」


「わたしは、わたしの過去を受け入れました。

そういう意味。」

「人間の心って不思議なもんでさ

自分で断ち切ったはずの過去には、

いつまでもつきまとわれて重たいんだけど、しっかり受け入れた過去は、その瞬間から軽くなるんだよね。

自分の過去をしっかり肯定して、

あの過去があるから

いまの自分があるって

そんな風に受け入れて

感謝出来た瞬間に

人は過去から自由になれるようにできてるんだよ。」



えっ、そうなの?と、思って


私も、やってみましたよ。


何度も思い出していた、

過去の

いたい記憶に、

ありがとう

あれも、私だね😅

と、言ってみましたよ。