先日、フリスタで大野君がこの個展に思いを馳せる方々に送った言葉を載せたところ、大きな反響があった。

9年前の言葉を、今でも引きずっているのは、自分だけだと思っていたけれど、以外といらっしゃいました。
大野智の言葉として、もうひとつ。
個人的に今でも気になっているのは「一人が一番!」ということ。
これには、背景があって……
彼には、嵐になりたての頃、メンバーとして浮いていた時期にある


私は、一人が大嫌い。
誰かとコンサート見たい
誰かと旅行したい。
誰かと美味しいものを食べたい。
その証拠に、おーちゃんが準主役の「少年隊・新世紀」
大阪のチケットを楽、楽前と2回見れたのに、一人で大阪まで行かなければならなくなった時、すぐにチケットを手放してしまった。
いい歳をした大人が、遠征経験どころか一人で地元を離れたことがなかった。
生の大野智より、心細さが勝ってしまった情けない現実。


だからこそ、結果を求められる京都の舞台に親元を離れ、16歳の彼がよく、二年も行ったものだと感心してしまう。
嵐になったとき、後輩メンバーたちの中で、彼はものすごいバリアを張っていた。
【一人が好きだ】と言えば、裏切られても、自分から人が離れてしまっても傷つかない。
そんな処世術をジュニア時代を経て、身につけたように思えた。

いつも誰かといたい。
感動を分かち合いたい
それは、楽しい事だけど、やはり
相手との温度差
自分だけが知らない事実
仲間だと思い込む勘違いにも向かい合わなければいけない。
濃厚な人間関係には、沢山の挫折やリスクが伴う。


後輩たちと、食事に行かない大野くんは、未だに一人が好きみたいだけど、凄く寂しがり屋の顔もある。


いつも、「何も考えてない。」と言う。
その場はそうなんだと思うけど。「いつか個展をやりたい。」
10年がかりで、そんな夢を叶えた。


1999年
「無です」
2002年には
「振り付け師になりたい。」
嵐内だけど、これも徐々に叶ってきている。
「CDジャケットを描いてみたい」
こんな事も言っていた。


昨日この言葉が、つきささった

「伸びたい時に伸びることが出来なかった。」
何かをやるのには、適正の年齢がある。ということだ。
違うかな(-д- 三 -д-)


大野智くん。
来月で37歳になる。
他のメンバーが、ドラマや映画をやる中で、初めてのドラマが弁護士。
その次が、30手前で怪物君。
青春ドラマなんて縁がなかった。


「少年隊をゲストに迎える」という大野智主演の座長の舞台
その約束…まだ叶えてない。

「マスク」を継続するグループと紹介されたのに、嵐の事情だろうか?
マスク上演はなかった。
彼が二十歳の時に、配給して欲しかった「男性版・フラッシュダンス」も、夢に終わりそう。
忍の国の次の夢……
何か、我々にも応援させてください。

「無です。あれは」


嵐になって、せっかくセンターになれても、カメラに映らない。
いつも、端っこにいる
ド真ん中で活躍して欲しい……

そんな浅はかな考えは
「人を押し退けて、真ん中に行きたがる人は、最後は人に押し退けられてしまう。」
という有りがたい言葉で、抹殺される。
そうなんだ……
下々にはわからない、菩薩の考えは深い。


わかりました。
我々は、無の心境で
ただひたすら待ちましょう。
これまでのように。

でも
事務所のみなさま。
チャンスはまだまだあります
どうか
伸びる時に、才能を眠らせないで。