3歳児クラスに進級した息子
保育園にはそれなりに慣れたものの
相変わらず発達は遅れていて

そのうち他の子に追いつくだろう


思うのに無理がでてきた頃ショボーン

新しく来られた園長先生に
ある日呼び止められ

先生はゆっくりと
言葉を選びながら
私に話しを始めました。


ここから先は
ある程度覚悟していたとはいえ
ショックが大きく
細かい事まで覚えていませんショボーン


自閉症

の言葉は出てこなかったと思います。



先生との会話の内容は…

*息子に発達の遅れが見られる事

*もし何か(障害が)あれば
 早めに診断を受けて
 専門の機関で訓練を受けるのを勧める事

*訓練次第で息子の(能力を)
 伸ばしてあげられる事

*近年、(発達障害の)研究は進んできて
 早期発見、早期療育が推奨されてる事

*もし検査を受ける気があれば
 小児神経科の専門医がいる病院を
 紹介する事ができる事
 
*無理には勧めないので
 ゆっくり考えてからで
 返事は良い事

*今回の話し以外の事でも
 相談にはいつでも応じる事


これらを
とても丁寧に説明されました。

ショックを受けつつも

先生があえて
"障害“や"自閉症"の言葉を外し
とても気を使いながら
話していて

そこに
先生の優しさと
経験からくる自信を
感じていました。

今まで見てきた
息子と似た子供達との経験、

保護者のショックよりも
子供の未来の為には
保育士として伝えるべき事は
(保護者の反発が想定されても)
話そうとする覚悟は

充分に伝わってきました。


私にとってはショックで
できれば聞きたくなかった言葉ですが

振り返れば
3歳のあの時に
言って頂いて良かった

あの園長先生に出会えていて
良かったと

感謝なのですニコ