寒い(((゜д゜))))

いつも同じような髪型なので、今日はダンゴです(´_ゝ`)



朝、自転車で駅に向かいながら、高校生の頃を思い出してた(´ω`)

中学を卒業して高校生になるのを待ってた春休み、中学で仲良しだった友達と多摩川に遊びに行ったの(゜ω゜)その時、たまたま中学で同じクラスだった男の子とその友達も遊びに来てたみたいで。あたしは、その男友達のツレに一目惚れした(・ω・)すごいオシャレで女顔の、ちょっとプライド高そうな人だった(・ω・`)

でも、そこでガツガツ連絡先を聞こうとも思わなかったし、川の向こうを見てるフリして視界に彼を入れることしか、その時のあたしには出来なかったんだ(・ω・`)



1年後、高2になった春、何かのキッカケであたしはその人を男友達から紹介してもらえることになったの。もうすごい嬉しくて、1日に何度もメールした。彼の話す内容の8割は下ネタで、でもそれをいやらしく思わなかったのは、彼がまだ童貞だったっていうのを知ってたからかもしれない。



あたしはその頃、両親が離婚寸前の家庭の中で(結局、この2年後に離婚した)ストレスがリミットを越えて、人ごみが嫌いになった。っていうか、体が拒否するようになった。高校へは自転車で片道30分近くかけて行ってたし、電車に乗る機会も月に1回あるかないか、くらいだったから、久々に電車に乗って出かけた時に倒れて、初めてあたしは自分の体がヤバイって気付いた。

それを唯一話せたのは彼だった。彼は励ましの言葉すらくれなかったけど、リハビリだと言って初乗料金の切符を買い、あてもなくとにかく遠くまで連れて行ってくれた。



あたしがクラスの飲み会で酔い潰れた時も、不便なローカル線に乗ってあたしを迎えに来てくれた。

横浜に行きたいとせがめば、横浜まで付き合ってくれた。駅のホームで片方ずつの耳にイヤホンを入れて、彼の膝に乗せた雑誌を2人で読んで電車を待った。この光景だけは、何故か鮮明に覚えてる。もしかしたら、その雑誌が『BUBUKA』というエロ雑誌だったからかもしれないけど。



夜中、あたしが夜泣きの赤ちゃんみたいに泣き出して電話をかければ、彼は近くの公園まで来てくれた。その頃あたし達の自宅間は、歩いて10分もかからない距離だったから、いつもそうして彼を来させて、延々と泣き言を聞いてもらっていた。

その公園のことは、ある1日の出来事だけ、よく覚えてる。

あたしが精神的に病みすぎて、広島の病院で治療しないか、放っておくと身体に障害が出ることも否めない、と主治医からパソコンで作成された無機質な手紙(通知)をもらって、もう半狂乱になってた日のこと。彼がどんな励ましの言葉をくれた、とかそんな生ぬるいことは覚えてない。だけど、街灯に照らされて彼の目がいつもよりキラキラしてたことは、今でも不思議なくらいハッキリと覚えてる。泣いていたとかいないとか、そんなのはどうでもいい。



それからすぐ、あたしの勘違いが原因で2人は縁を切った。アドレスも変えて、彼のメモリーも消去した。あたしが彼に対して抱いてた怒りが勘違いだったと知った時、あたしは今までの中で1番後悔した。友達づてに連絡先を聞いて謝ろうと思っても時すでに遅し、で、もう取り返しのつかないことになってた。

そしてあたしは、どれだけ彼のことが好きだったのか、親しくなりすぎて見えなくなってた彼に対しての恋愛感情の強さを思い知らされた。泣くしかなかった。

あたしは、それから連絡先を変えていない。





このほとんどの出来事は、あたしの記憶にない。

これは、当時毎日欠かさずつけていた日記に記されていたものを抜粋してまとめたもの。

でもこうして書いているうちに、このほとんどを思い出した。忘れてたんじゃなくて、思い出さないようにしてただけなんだと思う。



あたしは、成人式の日も自然と彼を探していた。田舎に不似合いの小ぎれいな会場で、あたしは受付の係をしていた。その後ろに彼と似た声を聞いた時、あたしは振り向くことができなかった。

遠くに見える彼の姿は昔と何も変わっていなくて、たった数ヶ月しか彼と過ごした時間はないのに、あたしはこの上なく懐かしい気持ちになった。

友達はあたしに『あいつに謝りに行きなよ』と控え目に言った。でもあたしは、彼の姿を時々目で追うだけで、話しかけることができなかったの。

まるで、彼に出会った日のあたしのように。



式が終わり、旧友との懐かしみにも飽きのであたしは帰ることにした。

帰り道、前方に彼と友達の姿を見つけた友達は、あたしの背中を少しだけ押してくれた。気づいたらあたしは、前の3人組に向かって『すいません』って叫んでたんだ。

2年半ぶりに話す彼は、ほとんど何も変わってなかったなぁ。あどけなさが無くなってしまったところと、どこか女慣れした部分を除けば。

彼の記憶の中にあたしが居たかどうかは分からない。あたしが、自分の日記を読み返さなければ彼との思い出を思い出せなかったように。あたしはとにかく、彼とどんな諍いがあったかを忘れながらも、彼に謝らなければならないことは、忘れたことが無かった。それだけ。



それから連絡先を聞いて…

なんて展開はない。彼はもう、あたしとは違う世界に生きてるような気がしたから。



あたしの口癖。

『思い出は、キレイなまま残しておきたい』。







あたしは今でも思う。

きっと、これから何年経っても思うんだろうなぁ。



あれほど雑念なく純粋な気持ちで、まっすぐに人を好きになれたのは

彼が最初で最後だ、って。