日本映画蜩の記
小泉尭史監督の作品
雨あがる
を拝見した時も
内容は勿論
日本の美しさが
心に伝わりましたが
今回も
四季の美しい風景と
それぞれの愛が
心を温かく包みこんでくれました
三年後の切腹までの期間
家族や周りの人を
愛し守り
毎日を淡々と大切に生きる
役所さん演じる
戸田秋谷
家族も
切腹までの期間を知りつつ
普通に過ごしている
強い
観ていて
そこが
切なく
悲しい
まして切腹の理由が…
こんな時代が日本にあったんだ
そして
やはり、日本人なんだなぁ
血の中に
流れる礼節とか絆に
心が奪われる
悲しいのに…
涙するのに…
何故か
終わったあと
心にどんよりした雲がない
2時間間9分という
上映時間を最初は長いと思いました
終わってみれば
とても早い時間でした
この秋
お勧めの映画です