高校1年の冬、
私はオーストラリアへ留学した。

小さい頃から 
知らない国の人と日本語以外で話している人に
強い憧れを持っていた。

どんなところに住んでるのか
どんな物を食べてるのか

自分の知らない
未知の世界を想像するだけで
すごくワクワクが止まらなかった。



全く海外に行ったこともないのに、
初海外が1年の語学留学なんて
なんとも無謀なチャレンジだったと
今振り返ると身震いがする。


その頃は
どうにかやっていけると思ったし、
なぜか根拠のない自信も湧いていた。


中学の頃、
女子同士の派閥とか
だれが好きとか
誰かが付き合ってるとか

すごくくだらない事に
気持ちを乱されるのが嫌で

そういう事を気にしなくていい
どこか遠くへ飛び出したい
という気持ちもあった。


そういう事もあって
私は高校で留学する事を心に決めた。


だから自ずと高校は
留学プログラムのあるところを中心に探した。


知らないことを知る喜び
海外への興味、関心といったところは
この頃から変わっていないと思う。


両親も私が決めたことにたいして
反対をしなかったし、
むしろ賛成して送り出してくれた。


1年も17の娘を1年も海外に行かせた両親に
本当に感謝してもしきれない。


17歳で海外に出られたからこそ
学び得た事も多いし
吸収力もすごかった。


あの時覚えた事や
見たことは感じたことは
すごく大きいと思う。